メキシコのモンテレーで27日(日本時間28日)挙行されたIBF世界ミニマム級タイトルマッチは、王者ホセ・アルグメド(メキシコ=写真)が挑戦者ガブリエル・メンドサ(コロンビア)に8回TKO勝ち。日本で15年12月、高山勝成から奪った王座の3度目の防衛を果たした。
試合はサウル“カネロ”アルバレスのトレーナー、エディ・レイノソ氏が開催したイベント。序盤からアルグメドが攻勢をかけてラウンドが進行。メンドサもパンチを返して王者は気が抜けない攻防となったが、大きなトラブルはなくメキシカンが優勢。最後は左目をカットしたメンドサにドクターストップがかかった。TKOタイムは8回58秒。
アルグメドは20勝12KO3敗1分。メンドサは28勝23KO5敗2分。レイノソ氏は試合後、今夏アルグメドが日本で4度目の防衛戦を行う可能性があると発言。しかし挑戦者の名前は明かさなかった。