大阪帝拳ジムは1日、大阪市内のジムで会見を開き、9日に大阪エル・シアターで予定していた元WBC世界バンタム級王者、辰吉丈一郎の次男、寿以輝と元インドネシアS・バンタム級王者ジュンドラー・M・ファウザンの8回戦が中止になったと発表した。
デビューから6連勝(4KO)をマークしている辰吉は9日の試合に向けてトレーニングを重ねていたが、6月28日のスパーリングで左肋軟骨挫傷。全治1か月と診断された。 辰吉は1月に左手を痛めて2月の試合が中止になっており、キャリア初となる8回戦は再び延期されることになった。
会見で辰吉は「出稽古で痛めてしまった。やるつりでしたが、父に止められた。僕の不注意で申しわけありません」と頭を下げた。9日の興行は予定通り挙行され、日本S・フェザー級4位の杉田聖(奈良)の試合などが行われる。