WBC世界S・フェザー級王座挑戦のためロサンゼルス入りしている三浦隆司(帝拳)は12日(日本時間13日)、ダウンタウンのシティ・オブ・エンジェルス・ボクシングクラブで行われたメディア向けの公開練習に参加。その場で海外メディアに次から次へと取材を受けた。
15日のイベントに出場する選手がズラリと揃ったこの日。三浦はリングTVやメキシコのアステカTVなど数社からインタビューを受け、ひとつひとつに丁寧に対応した。
これまでにもこういった行事は経験しているが、メインを務める今回はやはり注目度の高さを実感しており、「だから勝たないといけない」とキッパリ。表情は入れ込みすぎでもなく、逆にリラックスしすぎでもなく、いい状態と見受けられた。 「試合まで、あとは疲れを抜く動きになります」と三浦。プロモーション用にカメラの前で軽くシャドーした後は、また別のジムに移動して調整に臨んだ。
一方、三浦が挑むチャンピオン、ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)は「三浦とは(1月の前戦で)インディオで会っています。尊敬しています」。こちらも落ち着いていて順調そうだった。試合でKOを狙うかと問われ、「流れにまかせる」とやや控えめ?に答えたのは、三浦の強さを認めているからだ。Photos/Golden Boy Promotions