中国の上海オリエンタルスポーツセンターで28日ゴングとなるWBO世界フライ級タイトルマッチの記者会見が26日、現地行われ、チャンピオンのゾウ・シミン(中)と挑戦者6位の木村翔(青木)が出席。両雄は決意表明をするとともに、フェイスオフして前景気をあおった。
五輪2大会連続金メダリスト、中国のスターであるゾウ(9勝2KO1敗)はこれが初防衛戦。「この試合のために3か月間準備をしてきた」と引き締まった表情。36歳のチャンピオンは圧倒的優位が伝えられる中「油断なし」を強調した。
世界初挑戦を中国で迎える木村(14勝7KO1敗2分)は「挑戦者としてこのような舞台に立てることに感謝したい。必ずチャンピオンになって日本にベルトを持ち帰る」とこちらも勝利を宣言。無名の28歳はセンセーショナルを巻き起こす決意だ。=写真提供:青木ジム=