S・ライト級4団体統一戦の計量が現地時間18日行われ、WBA&WBC王者のテレンス・クロフォード(米)がリミットの140ポンド(63.50キロ)、IBF&WBO王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)が139ポンド(63.04キロ)合格。試合はあす19日、米ネブラスカ州リンカーンでゴングとなる。
2014年に全米ボクシング記者協会が選ぶ年間最優秀選手に選ばれた29歳のクロフォードは既に2階級制覇を達成し、WBO王座は6度目の防衛戦となる。戦績は31勝22KO無敗。
一方の34歳、インドンゴも22勝11KOとここまで無敗。この2試合でIBF王座、WBA王座と2冠を獲得した。実績ではクロフォードが上ながら、一気に4団体制覇を達成するつもりだ。
セミはロンドン五輪銅メダリストのオレクサンドル・ボズディク(ウクライナ)が位具・べーがー(米)とNABF・L・ヘビー級戦。元WBO・S・ライト級王者マイク・アルバラード(米)も登場する。
また、出場が報じられていた元WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)は高熱による体調不良で欠場が発表された。ウォータースは昨年11月、WBO世界S・フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れてからの復帰戦になる予定だった。Photo by Mikey Williams/Top Rank