現地時間22日ラスベガスのサムズタウン・ホテル&カジノのPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のイベントに出場した日本人ボクサー、坂井祥記(兵庫県出身=写真)が世界王座に挑戦した元ランカー、アシュリー・シオフェン(英)に判定勝ち。ウェルター級8回戦は80-72、79-73、78-74のスコアで坂井が大差の3-0勝利を飾った。
メキシコシティを拠点にリングに上がる坂井が終始アグレッシブに仕掛け、手数でも圧倒した。今回が米国4試合目だった坂井は23勝13KO7敗1分。他の3戦はいずれもテキサスで戦った。ラスベガス在住の英国人シオフェンは40勝11KO8敗1分。
メインのS・バンタム級10回戦は、元WBAバンタム級“スーパー”王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)がアレクシス・サンティアゴ(米)に3-0判定勝利。スコアは100-90に99-91×2でドミニカ人の勝ち。パヤノはルーシー・ウォーレン(米)に敗れた後これで2連勝。