前WBO世界ミニマム級チャンピオンでWBC同級10にランクされる福原辰弥(本田フィットネス=写真右)が11月24日、タイのナコンラチャシマで、WBC同級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ=写真左)に挑戦することが決まった。本田フィットネスジムが13日明らかにした。
元日本同級王者の福原(19勝7KO5敗6分)は2月、モイセス・カジェロス(メキシコ)との暫定王座決定戦に勝利。その後、正規王者の高山勝成が引退したため、正規王者に昇格したが、8月の初防衛戦で山中竜也(真正)に小差判定で敗れ、タイトルを失った。
福原が挑戦するワンヘンは48勝17KO無敗の戦績を誇り、これまで7度の防衛を成功されている実力者。サウスポーの福原が敵地に乗り込み、難敵から2本目のベルト獲得を目指す。なお、ミニマム級はWBOの山中のほか、IBF王者に京口紘人(ワタナベ)が君臨する。