WBOオリエンタルS・ウェルター級タイトルマッチが14日、オーストラリアのブリスベンで行われ、WBO世界7位の野中悠樹(井岡弘樹)は同6位デニス・ホーガン(豪)に10回判定負けを喫した。スコアは90-100×2、91-99。
今年に入って6度防衛した日本王座を返上し、世界挑戦に照準を絞った39歳の野中は初の海外で上位ランカーとの対戦に挑んだが、勝利を手にすることはできなかった。戦績は31勝10KO9敗3分。
オリエンタル王座の2度目の防衛に成功した32歳のホーガンは26勝7KO1敗1分。1敗は15年にWBA同級暫定王座戦でジャック・クルカイ(エクアドル=ドイツ)に喫したもの。