カール・フランプトン(英)との2連戦でWBA世界フェザー級スーパー王座を取り戻したレオ・サンタクルス(メキシコ=米、写真左)が14日(日本時間15日)米カーソンのスタブハブ・センターに登場。挑戦者クリス・アバロス(米)に8回1分34秒TKO勝ち。2度目の王座のV1に成功した。
アバロスはWBO王者オスカル・バルデスやフランプトンにストップ負け。最近の5試合で3敗と精彩を欠いている。試合は地元のサンタクルスが得意のラッシャーぶりを発揮して優勢に進める。4回、サンタクルスが右を口火に畳みかけると、アバロスは重大なピンチ。王者の乱打を浴びてストップ負け寸前に追い込まれる。
ここを凌いだアバロスは懸命に反撃。王者はリードをキープするものの、ラウンドを重ねる。だが8回、再びサンタクルスが右強打からラッシュ。ダウンを拒否するアバロスだが、右を食らったところで主審がストップをコールした。
戦績を34勝19KO1敗1分としたサンタクルスは「できるだけ早くマレス(写真右)と対戦したい。準備はできている」とコメント。一方でこの日リングサイドで観戦したノニト・ドネアとのマッチアップも注目される。