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ドーピング疑惑のネリ、11.4地元でノンタイトル戦

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 山中慎介(帝拳)をストップしてWBC世界バンタム級王者になったものの、ドーピング検査で違反薬物が発見され、スキャンダルの渦中にあるルイス・ネリ(メキシコ)が11月4日、地元ティファナでリングに上がる運びとなった。相手はアーサー・ビラヌエバ(フィリピン)。試合はノンタイトル10回戦となる。17日、主催のサンフェル・プロモーションズが会見を開き、発表した。

 米国の機関VADA(ボランティア反ドーピング協会)が実施した検査で筋肉を増強するホルモンを分泌するといわれるジルパテロールが検出されたネリは、ここ一両日中にWBCから処分あるいは裁定が下される予定になっていた。

 今回の発表はそれを押し切るかたちで行われた。サンフェルからメディアに通達されたレターでは薬物問題に関する記述は一切されていない。

 会見でネリは「世界チャンピオンとしてティファナのリングに立てるのがうれしい。皆さん、会場のガスマート・スタジアム(野球場)に集まってほしい。素晴らしい試合を披露します」とコメントした。

 当初は初防衛戦の話もあったネリだが、準備期間の短さもあり無冠戦に。ビラヌエバ(31勝17KO2敗)は15年、当時のIBF世界S・フライ級王者マックジョー・アローヨ(プエルトリコ))、今年に入ってWBOバンタム級暫定王者(現正規王者)ゾラニ・テテ(南ア)に挑戦して敗れている。現在WBCバンタム級8位にランクされる。Photo/Zanfer Promotion



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