WBC世界ミニ・フライ級王者黒木優子(YuKOフィットネス)に1階級下のWBCアトム級王者小関桃(青木)が挑む10回戦が12月17日(日)福岡市の九電記念体育館で挙行されることに決まり、黒木側が1日ジムで記者会見を開き発表した。黒木にとっては6度目の防衛戦となるこの一戦は、WBCの指名試合として行われる。小関が17度守ったWBCアトム級王座は懸けられない。
この日の記者会見で黒木は、小関の強さを認めつつも、「ポイントを取るのがうまい選手ですが、できれば倒したい。理想は4ラウンドぐらいのKOです」と必勝宣言した。これに勝てば、一番やりたいという他団体チャンピオンとの統一戦に向かうという。
黒木(26歳)は22戦17勝8KO4敗1分。小関(35歳)は21戦20勝9KO1分無敗。なおこの日はセミで葉月さな(YuKOフィットネス)と鈴木菜々江(シュウ)による日本女子アトム級初代チャンピオン決定戦も予定されている。