メキシコ・ソノラ州シウダーオブレゴンで18日(日本時間19日)行われたWBC・L・フライ級シルバー王座決定戦は、WBC15位ヒルベルト・パーラ(メキシコ)がレイマン・ベナビデス(ニカラグア)に4回KO勝ち。今後の上位進出の道を拓いた。
出だし無名のベナビデスが積極的に手を出して先制。しかしパーラが打ち返すとロープへ詰まる。2回、ボディー連打で倒したパーラは再開後、一気に攻勢。3回、メキシコ人のアタックに耐えたベナビデスだが、4回、パーラの猛攻に晒され、最後は右アッパーで沈みカウントアウトされた。タイムは1分47秒。
ドニー・ニエテス(フィリピン)に挑戦歴があるパーラ(24)は26勝21KO3敗。主催のサンフェル・プロモーションズはWBC王者・拳四朗(BMB)の挑戦者決定戦と伝えたが、パーラがダイレクトに拳四朗に挑むかどうかは判明していない。拳四朗は12月30日、挑戦者8位ヒルベルト・ペドロサ(パナマ)を迎えてのV2戦が発表されている。
メインで行われたWBC女子L・フライ級暫定タイトルマッチは、最終10回にダウンを奪ったケニア・エンリケス(メキシコ)が同国のジェシカ・ネリ・プラタに3-0判定勝ちで防衛。スコアは96-93、97-93、97-92でエンリケス。Photo/Promociones Zanfer