25日タイのナコンラチャシマでゴングとなるWBC世界ミニマム級タイトルマッチの前日計量が24日現地で行われ、王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)と挑戦者9位の福原辰弥(本田フィットネス)はともにリミットの47.6キロで合格した。
チャンピオンのワンヘンは48勝17KO無敗でこれが8度目の防衛戦。前WBO世界同級チャンピオンの福原(19勝7KO5敗6分)は8月、同王座の初防衛戦で山中竜也(真正)に惜敗して以来のリングとなる。
これまで日本男子選手のタイにおける正規王座の世界戦は通算22敗1分。福原も不利の予想は否めないが、キャリア3度目となるタイのリングでアップセットを狙う。
なおミニマム級はWBA王者がノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)、IBF王者が京口紘人(ワタナベ)、WBO王者が山中となっており、両国勢が主要4団体の王座を占めている。 Photo/SUMIO YAMADA