WBO世界フライ級チャンピオンの木村翔（青木）が25日、合宿先のタイで本格的なスパーリングに入った。木村は大みそか、大田区総合体育館で元WBC世界同級王者の五十嵐俊幸（帝拳）と初防衛戦を行う。
敵地でゾウ・シミン（中）からWBO王座を奪ったときもタイ合宿を行っている木村が、初防衛戦を前にしてもタイに渡り、V1に迎えて自らを追い込んでいる。
13coinsジムでの合宿は、初日から世界ランカーのデンナパー・ギャットニワット、元世界ランカーのインタノン・シットチャモアンを相手に12ラウンドのスパーリングを敢行。スパークリング中心の合宿は2週間を予定しており、じっくりサウスポーの五十嵐対策を進めていく予定だ。＝写真提供：青木ジム＝