あす12月1日、後楽園ホール「A-sign.Bee9」のセミでは日本フェザー級タイトルマッチが行われる。前日計量でチャンピオンの坂晃典(仲里)と挑戦者7位の大橋健典(角海老宝石)はともにリミットの57.1キロであすの試合に進んだ。
4月に名古屋で林翔太(畑中)から王座を奪った坂はこれが初防衛戦。自身のけがもあって初防衛戦までに期間を要したが「ちょっと疲れていたのでちょうどよかったと思う」と前向きだ。
坂が16勝13KO3敗、大橋が14勝9KO4敗2分。そろって1発でフィニッシュできるパンチを持っている。坂は「面白い選手とやることになるので楽しみ。期待していてください!」とKO必至のエキサイティングな試合を約束した。
一方の大橋はタイトル初挑戦ながら「いつも通りにやれば勝てると思う」と自信満々の発言。「倒すのが理想ですけど勝つことが最優先。新人王も獲れなかったので、ボクシングをしてきた証を残したい」とベルト奪取を誓った。
なお、当日は5階級制覇を目指す藤岡奈穂子(竹原&畑山)がメインを務めるほか、元日本S・フェザー級王者、金子大樹さんの引退式も行われる。