■タイで合宿中のWBO世界フライ級チャンピオン木村翔(青木)陣営から熱い便りが届いた。大みそかに大田区総合体育館で元世界王者の五十嵐俊幸(帝拳)と初防衛戦を行う木村が2日、12ラウンドのスパーリングを敢行したというもの。
相手はWBA世界フライ級ランカーのデンナパー・ギャットニワット、IBF世界バンタム級ランカーのペッチ・ゴーキャットジム、元WBA世界スーパーバンタム級ランカーで世界挑戦の経験もある現WBAアジアS・バンタム級王者ノップ・クラティンデーンジム。激しく追い込んでいるとのことだ。
■WBAが11月度ランキングを更新。フライ級は井岡一翔(井岡)のタイトル返上で王座が空位となった。井岡は15位以内からも外れた。ヘビー級の藤本京太郎(角海老宝石)は15位に再ランク。ミニマム級にランクされていた小西伶弥(真正)はL・フライ級7位に。試合から遠ざかっている同級元王者、宮崎亮(井岡)は圏外となった。
月間最優秀選手はヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(英)。次点はヘビー級“正規”王座についたマヌエル・チャー(独)。L・ヘビー級はトレント・ブロードハースト(豪)との王座決定戦を制したディミトリー・ビボル(ロシア)が新王者となった。