現地時間あす27日、ロサンゼルス近郊イングルウッドのザ・フォーラムで挙行される世界タイトル戦の計量が26日午後、ロサンゼルス空港マリオットホテルで行われ、出場する4選手は無事クリアした。
WBA世界ライト級戦は、V3戦に臨む王者ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)がリミットの135ポンド(61.23キロ)、挑戦者メルシト・ゲスタ(フィリピン)が134.8ポンド(61.14キロ)を計測。ラスベガスのオッズは20-1と大きくリナレスに傾く。
今年ビッグマッチを見据えるリナレスは、その出来に関心が集まる。王者のイスマエル・サラス、ゲスタのフレディ・ローチと両トレーナーの手腕も見どころの一つとなる。
WBAウェルター級“レギュラー”王座決定戦は、1位テーラチャイ・クラティンデーンジム(タイ)が146.1ポンド(66.27キロ)、3位ルーカス・マティセー(アルゼンチン)がリミット147ポンド(66.68キロ)で合格。これまで米国リングでダニー・ガルシアら強豪と戦ったマティセーがウェルター級で2階級制覇を目指す。
無敗ながら国外初の試合で世界的に無名のテーラチャイ(別名テワ・キラム)がどんなパフォーマンスを見せるか。賭け率は11-1とマティセー有利と出ている。Photos:Tom Hogan- Hogan Photos/Golden Boy Promotions