10日(日本時間11日)、ドイツ南西部のカールスルーエで行われるWBO世界女子フライ級王座決定10回戦の計量が10日、現地で行われ、元OPBF女子S・フライ級王者、小澤瑶生(32=フュチュール)は51.9キロ、同級シルバー王者、ラジャ・アマシエ(ドイツ)は51.6キロでともにリミットを下回った。
小澤は昨年5月、京都市で行われたWBO世界女子フライ級王座決定10回戦でホン・ソヨン(韓国)に1-2の判定で惜敗しており、2度目の世界挑戦。ドイツは女子ボクシングの人気が高く、現地ではテレビ中継される。
同行の畑宏明トレーナーは「身長、リーチ差を生かして、内に入れないボクシングを徹底させたい」と池山直、池原シーサー久美子に次いでジム3人目の女子世界王者誕生に期待をかけている。小澤は13勝5KO4敗、アマシエは20勝1敗1分。