昨年3月以来リングを離れているWBA&WBC世界ウェルター級統一王者キース・サーマン(米)が左拳を負傷。5月19日と発表された復帰戦に応じられなくなった。ESPNドットコムなどが伝えた。
サーマンは昨年3月、ニューヨークのバークレイズセンターで行われたウェルター級統一戦で当時のWBC王者ダニー・ガルシア(米)に判定勝ち。ベルトを統一したが、右ヒジを痛めて手術をした。
そのため昨年はリングに上がれず、今年1月、復帰戦がアナウンスされた。会場は同じバークレイズセンターで、対戦相手はまだ発表されていなかった。
サーマンが左拳を痛めたのは2週間前。ドクターから6週間の休養をアドバイスされたという。カムバックは夏まで延びそう。統一王者のブランクでウェルター級は以前の華やかさに陰りが見え始めている。