WBC世界ミニマム級タイトルマッチが2日、タイ・ナコンラチャシマの屋外リングで行われ、王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)が挑戦者1位リロイ・エストラーダ(パナマ)に5回TKO勝ち。無敗の50連勝をマークするとともに、9度目の防衛に成功した。
地元の声援を受けるワンヘンはサウスポーのエストラーダに対し、いつも通り2回からプレスを強め、早くも3回に右で2度のダウンを奪った。
ワンヘンの猛攻は4回も続き、このラウンドも2度のダウンを追加。エストラーダは踏ん張ったが、5回に右からの連打を食らってキャンバスに沈んだ。
これでワンヘンは50勝18KO無敗。6階級制覇王者フロイド・メイウェザーが持つ無敗連勝記録に並んだ。世界初挑戦失敗のエストラーダは16勝6KO3敗。