きょう13日、山口県の海峡メッセ下関で「関門ジャパンドラマティックファイトvol.13」が開催される。メインのライト級8回戦は、日本同級2位のアクセル住吉(関門JAPAN)と同15位の山口祥吾(唯心)で、前日計量でともに61.0キロをマークし、あすの試合に進んだ。
15年のOPBF戦で中谷正義(井岡)に敗れて以降、6勝1分と負けていない住吉は日本ランキングが2位まで上昇。「アグレッシブにKOを意識して、見せるボクシングをする」と上位ランカーの実力を見せる決意だ。一方、敵地に乗り込む山口は「判定まで行かない。僕が倒して勝ちます」とこちらも気合い十分だった。
セミは日本ユース・ウェルター級王座決定戦で、地元のチェンジ濱島(関門JAPAN)とアフガニスタン出身のクドゥラ金子(本田)が初代王座を争う。
両者は昨年11月に対戦してクドゥラの判定勝ち。返り討ちを狙うクドゥラは「ベルトを獲ってアフガニスタンのみんなに見せてあげたい」。濱島は「ユース・タイトルではあるけど、クドゥラに勝つことがモチベーション」と雪辱を誓った。