英国リーズのエランドロード・スタジアムで現地時間19日行われた英国人同士のIBF世界フェザー級タイトルマッチは、挑戦者1位ジョシュ・ウォーリントンが王者リー・セルビーに12回2-1判定勝ち。セルビーは5度目の防衛に失敗した。
地元選手ウォーリントンが観衆の声援を背に2回、左フック、右強打をアゴに決める。ヘッドバットが発生し、セルビーは左目上をカット。以後出血に悩まされる。6回、2度目のバッティングが起こり、セルビーにドクターチェックが入るが試合続行。中盤、ウォーリントンが連打を顔面に放ち優勢に進める。
終盤セルビーがスパート。出血が続くものの、ジャブからコンビネーションで追い込む。しかしわずかに及ばず公式スコアは116-112、115-113(ウォーリントン)、115-113(セルビー)の2-1でウォーリントンの手が上がった。
16年4月に天笠尚と対戦して判定勝ちしたウォーリントンは27勝6KO無敗。これまで欧州、英連邦フェザー級王座を獲得しており、世界は初挑戦だった。セルビーは26勝9KO2敗。