米オクラホマ州オクラホマシティのチェサピーク・エネジー・アリーナで30日(日本時間31日)挙行されるWBO世界S・ミドル級タイトルマッチの記者会見が28日、同アリーナで行われた。カードは王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)に8位のWBOラティーノ王者ロアメル・アレクシス・アングロ(コロンビア)が挑む。
ラミレス(37勝25KO無敗=27)はアルツール・アブラハムから獲得したベルトの4度目の防衛戦。WBC王者デビッド・ベナビデス(米)、賞金トーナメントWBSSで決勝に進出したWBA“スーパー”王者ジョージ・グローブス(英)らとの統一戦がクローズアップされているだけにどんなパフォーマンスを披露するか注目される。
挑戦者のアングロ(23勝20KO無敗=34)は好レコードを誇るものの実力はベールに包まれている。世界初挑戦に向け、アッサン・エンダムやギジェルモ・リゴンドウをコーチするキューバ人、ペドロ・ディアス氏に弟子入り。アップセットを目指す。
プロモーターはトップランク社。ESPN+(ストリーミング発信サービス)で全米に中継される。Photos by Mikey Williams / Top Rank