東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は3日、6月の月間三賞を発表した。最優秀選手賞にはWBOアジアパシフィックS・フライ級王座を獲得した船井龍一(ワタナベ=写真右)が選ばれた。
船井は同月14日に行われた王座決定戦で、世界挑戦経験のあるワルリト・パレナス(森岡)と拳を交え、徐々にボディを効かせて8回TKO勝ち。日本同級王座に続く2本目のベルトを獲得した。
敢闘賞に輝いたのは日本ライト級王者の吉野修一郎(三迫=写真左)。吉野は14日のメインでランク7位の前田紘希(グリーンツダ)と対戦。前田の粘りにあいながらも9回KO勝ちで2度目の防衛を成功させた。
新鋭賞に選ばれた佐川遼(三迫)は2日の8回戦で、日本フェザー級7位の佐々木洵樹(帝拳)に判定勝ちを収めた・表彰式は8月9日、後楽園ホールのダイヤモンドグローブで行われる予定。