JBC(日本ボクシングコミッション)は30日に開いた日本ランキング会で、体調不良のため6月22日の日本バンタム級王座決定戦の前日計量を棄権した村中優(フラッシュ赤羽=写真)に対し、ボクサーライセンスの無期限停止処分を下したことを発表した。
JBCは7月19日の倫理委員会で村中の処分を検討。ジム側から提出された報告書も受け、結果は無期限停止処分を科すことになった。過去に複数回、体重超過を犯していることなどが重くみられた。
村中の処分は前日計量を棄権した6月21日にさかのぼって適用される。JBCは4月、世界タイトルマッチの計量に失格した前WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅S)にも無期限停止処分をくだしている。