WBC世界女子バンタム級タイトルマッチ(11日・メキシコシティ)の前日計量が10日、現地で行われた。チャンピオンのマリアナ・フアレス(38=メキシコ)はリミットの53.5キロ、挑戦者のOPBF女子S・フライ級王者、ぬきてるみ(29=井岡弘樹)は53.0キロ。ともに1回目でパスした。
3回目の世界挑戦となるぬきは「大和魂を見せつけたい」となんと太字で“王者”と記した赤フンドシ姿ではかりに乗って、相手陣営や現地メディアの目を引きつけた。
同行の桂伸二トレーナーによると、フアレスとは昨年7月に対戦しているが、今回は一発パンチに頼らず、連打で勝負していくという。ぬきも「倒すしかない」と大和魂を強調している。ぬきは10勝7KO3敗、フアレスは47勝18KO9敗4分。=写真:井岡弘樹ジム提供=