今年1月にオープした新潟県十日町市の大翔(やまと)ジムのプロ選手第1号、小林秀己があす16日の「フェニックスバトル」でプロデビュー戦を迎える。同じくデビュー戦の三木田淳(横浜光)とウェルター級4回戦。
よそのジムから移籍し、今年1月から大翔ジムでトレーニングをしている小林は身長183cmのサウスポーで、長身から打ち下ろすワンツーが武器。ジムの初陣は「意識しない」としながらも「熱い試合をしたい」と言葉に力を込めた。
元日本ライト級王者で世界にも2度挑んだ嶋田雄大会長は「この緊張感がたまらないですね。試合だけはやってみないと分かりませんが、選手を信じるだけです」と現役時代と変わらずやる気十分。大翔ジムが新潟から世界に向け、大きな一歩を踏み出す。