米ボストンのTDガーデンで10月20日ゴングとなるイベントは、英国のマッチルーム・ボクシング主催で、DAZN(ダゾーン)が米国でストリーミング配信をする第2弾。WBO世界ミドル級タイトルマッチ、王者ビリー・ジョー・サンダース(英)vs挑戦者1位デメトゥリアス・アンドラーデ(米)を筆頭に力の入ったカードが用意された。
セミで出場のIBF世界S・フェザー級王者テビン・ファーマー(米)は今月3日の王座決定戦で元IBFフェザー級王者ビリー・ディブ(豪)を下して戴冠したばかり。新たにマッチルームと契約を交わし、2ヵ月半のスパンで同級7位のジェームス・テニーソン(英)を迎える。
マッチルームのプロモーター、エディ・ハーン氏はメインとセミに英国選手を送り込むほか、カタール出身で英国籍の無敗ホープ、キッド・ギャラードとトカ・クレイリー(リベリア)によるIBFフェザー級挑戦者決定戦をセットした。
さらにWBA&IBF女子統一王者で女子スタ候補のケイティー・テイラー(アイルランド)が防衛戦を行うほか、元WBA世界S・バンタム級王者スコット・クイッグ(英)も出場予定だ。
マッチルーム・ボクシングは翌週27日にも、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでイベントを開催する。
カードはダニエル・ジェイコブス(米)とセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)によるIBFミドル級王座決定戦と、王者アルベルト・マチャド(プエルトリコ)vs挑戦者ユアンデール・エバンス(米)のダブル世界タイトルマッチ。米国でのDAZN普及に強い意欲を見せている。