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今後もゴロフキンはターゲット 村田のミドル級戦線

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  WBA世界ミドル級チャンピオン、村田諒太(帝拳)が今後も元3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)をターゲットしていくことが分かった。本田明彦会長が20日明かした。

 昨年10月、WBA王座を獲得した村田陣営はより高みを目指してミドルの“絶対王者”ゴロフキンとの対戦を目指していた。しかし、ゴロフキンが15日に行われたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との一戦に惜敗。対戦は遠のいたかに思えた。

 これについて本田会長は「負けても評価は落ちていない。戦う価値のある選手」と説明。ゴロフキンが今後、カネロとの再戦以外は望まない可能性もあり、「ゴロフキンの気持ち次第」と付け加えたが、今後もターゲットの一人であり続けることを認めた。

 WBAスーパー&WBC王座を獲得したカネロについても「やってくれるならもちろんやる」と発言。あくまでミドル級でトップ・オブ・トップを目指していく姿勢をあらためて強調した。

 そのためにも村田のアメリカにおける価値を高めるため、10月20日(日本時間21日)米ラスベガスで行われるロブ・ブラント(米)との防衛戦の内容が問われるという。同会長は「圧倒的に勝たないといけない」と語った。

 村田はこの日、都内のジムで練習後、メディアの取材に応じ「月曜、水曜といいスパーリングができたし、ここまで順調にきている」とコメントした。試合まであと1ヵ月。まずは目の前のブラント戦に全力を尽くす。



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