WBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)も5日の記者会見に出席。元IBF王者の挑戦者ミラン・メリンド(比)を迎えるV4戦に向けて意気込みを語った。
父の寺地永会長とともに蝶ネクタイで決めた拳四朗は「元チャンピオンとはたくさんやってきたので自信になっている。L・フライ級で一番強いところを見せたい」と同級最強となることを高らかに宣言した。
前日までおとなしかったメリンドもこの日は黙っていなかった。「拳四朗は距離のことを言うけど、英語で距離はディスタンス。私と彼の距離を言うし、長丁場の試合のこともいう。長いラウンドであれば、経験もスタミナもある私が有利。リーチでも私が有利だ。拳四朗が上回っているのは身長だが、これはバスケットボールの試合ではない」とまくし立てた。
それでも拳四朗は相変わらずのほのぼのムードで、会見後はザワーランド・プロモータが発言したWBSSの軽量級開催について「やるのであればぜひ呼んでほしい」と興味津々。ザワーランド氏が「L・フライ級もぜひ開催しよう!」と思うようなインパクト絶大の試合に期待が集まる。