WBC世界S・フライ級タイトルマッチが6日、タイで行われ、王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)が挑戦者12位イラン・ディアス(メキシコ)に3-0判定勝ちした。スコアは119-109×2、120-108。
シーサケットは2月、米西海岸でフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との接戦を制し、7月の無冠戦をはさんでの防衛戦。戦績を47勝41KO4敗1分とした。世界初挑戦失敗のディアスは14勝6KO3敗3分。
WBC・S・フライ級は、元フライ級統一王者のエストラーダが9月の挑戦者決定戦に勝利して指名挑戦権を獲得。シーサケットとの再戦を希望している。
同級はWBA王者がカリド・ヤファイ(英)、IBF王者がジェルウィン・アンカハス(比)、WBOが空位という状況。トップ戦線には4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、3階級制覇の井岡一翔らも控え、虎視眈々とベルトを狙っている。