2018年度全日本新人王西軍代表決定戦は18日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で開かれ、ミニマム級からウェルター級まで11試合(ミドル級は中止)が行われた。
最優秀選手賞(MVP)はフェザー級、竹本雄利(クラトキ)、敢闘賞はS・フェザー級、太田卓矢(とよはし)、技能賞はS・フライ級、大橋哲朗(真正)が選ばれた。各級勝者は12月23日、東京・後楽園ホールで東日本代表と全日本新人王決定戦を争う。
MVPの竹本は1回にラッシュをかけてきた相手に右ストレートをヒットしてダウンを奪い、立ち上がったところに左フックを鮮やかに決めてストップを呼び込んだ。竹本は4勝3KO1敗1分。
敢闘賞の太田は西日本新人王MVPの福井貫太(寝屋川石田)との激しい打ち合いを制して僅差の判定勝利を呼び込み、6勝4KO1敗1分。
技能賞の大橋はスピードが身上のサウスポー。中日本新人王MVPの岡崎駿一(中日)との無敗対決に臨み、太田のカウンター戦法を封じてフルマークの判定勝ちで5勝1KO1分とした。 この日の結果は以下の通り。
◇ミニマム級4回戦
竹田宙(S&K)[3-0(39-38、39-37×2)]龍虎慎太郎(真正)
◇L・フライ級4回戦
見村徹弥(千里馬神戸)[3-0(40-36、39-37×2)]太田アレックス(西遠)
◇フライ級5回戦
湊義生(JM・加古川)[TKO3回37秒]濱上京武(島袋)
◇S・フライ級5回戦
大橋哲朗(真正)[3-0(50-45×3)]岡﨑駿一(中日)
◇バンタム級4回戦
藤川祐誠(S&K)[2-0(38-38、39-37×2)]津川龍也(堺東ミツキ)
◇S・バンタム級5回戦
英洸貴(カシミ)[3-0(49-46、50-46×2)]原優奈(渥美)
◇フェザー級4回戦
竹本雄利(クラトキ)[TKO1回2分43秒]テルのび太(緑)
◇S・フェザー級5回戦
太田卓矢(とよはし)[2-0(48-48、48-47×2)]福井貫太(寝屋川石田)
◇ライト級4回戦
石脇麻生(寝屋川石田)[3-0(39-38、39-37×2)]二熊亮成(平仲BS)
◇S・ライト級4回戦
岡田翔真(姫路木下)[3-0(39-37、39-38、40-36)]冨田雅季雄(三津山)
◇ウェルター級4回戦
入江弘樹(京拳)[TKO1回2分5秒]松井敦史(薬師寺)
◇ミドル級4回戦
京原和輝(久留米櫛間)[中止]ハンマー ゴリラ(JM・加古川)=棄権
※規定により京原が決定戦に進出