WBA世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が第51回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の殊勲賞とNHK賞に選ばれた。20日都内で授賞式が開かれた。大賞は米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平。
井上が同賞に選ばれるのは2013年に新人賞に輝いて以来のこと。井上は今年、3階級制覇達成、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級の初戦を初回KOで突破するなど、飛躍を遂げる1年を送った。
同賞は1968年に創設され、これまでにプロボクサーで大賞を受賞したのは、西城正三、具志堅用高、辰吉丈一郎の3人。来年以降、井上には91年の辰吉以来となる栄冠が期待される。=写真提供:大橋ジム