元S・バンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が13日(日本時間14日)ロサンゼルスのマイクロソフト・センターで行われたIBF・S・ミドル級タイトルマッチの前座カードに出場。ジオバニ・デルガド(メキシコ)に初回KO勝ちを飾った。
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38歳にして存在感を示したリゴンドウ
前回のワシル・ロマチェンコ挑戦試合から13ヵ月ぶりのリングとなったリゴンドウは同じキューバ人のエリスランディ・ララのトレーナー、ロニー・シールズがチーフセコンドに陣取った。 偵察戦に見えた初回終了間際、サウスポーのリゴンドウの左強打がアゴに命中。コーナー付近に倒れたデルガドはヒザを着いたままカウントアウトされた。KOタイムはジャスト3分。
早めに仕事を終えたリゴンドウは18勝12KO1敗1無効試合。今後もS・バンタム級にとどまり、条件がよければフェザー級進出もオプションにあると語った。デルガドは16勝9KO9敗。
イベントのセミ格ではWBA・S・バンタム級5位ブランドン・フィゲロア(米)が元WBA暫定王者でリゴンドウと無効試合のモイセス・フローレス(メキシコ)に3回1分35秒KO勝ち。戦績を18勝13KO無敗とした。
またエジプト人のL・ヘビー級アメド・エルビアリが元S・ミドル級ランカー、アラン・グリーン(米)を4度倒して3回1分16秒KO勝ち。エルビアリは18勝15KO1敗。Photo/SUMIO YAMADA