昨年大みそかにマカオでWBA世界L・フライ級スーパー王座を奪取した京口紘人(ワタナベ)が15日、本格的に練習を再開した。
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「乾坤一転」2019年の京口はビックマッチを目指す
タイトルを奪取したヘッキー・ブドラー(南ア)との試合は映像で一度見直したという京口。「ミニマム級の頃に比べて、より自分のボクシングをできるようになったと思う。老かいな相手に対しパワー面を発揮できた」と転級の効果も実感する勝利だった。
今後はこの階級で他団体統一戦含め、大きな試合を目標に戦っていく。「他団体に強いチャンピオンいますし、そこでしのぎを削ることが名前を売るチャンスですから」と京口。WBC王者拳四朗(BMB)はじめ、チャンピオン同士の対決は、ファンも京口自身も実現を期待するところだ。「全国にもっと知られるようなチャンピオンになりたい」(京口)
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パワフルなボクシングにさらに磨きをかける
京口をマネージする渡辺均会長は「すぐにというわけではないが、1、2度防衛していけば。レギュラー王者や日本人にも挑戦者がいますから」と語っている。
この日はシャドー、ミット打ち、パンチングボール等一連のメニューをこなしたチャンピオン。正月明けにもかかわらず体重のリバウンドもしておらず、早くも調子よさそうで今年の活躍を期待させた。