あす15日(日本時間16日)米ミネソタ州ヒンクリーで開催されるWBA世界ミドル級タイトルマッチの前日計量が現地で行われ、王者ロブ・ブラント(米)が158.6ポンド(71.9キロ)、挑戦者カサン・バイサングロフ(ロシア)が158.8ポンド(72.0キロ)でリミットの160ポンドをクリアした。
昨年10月、村田諒太(帝拳)からタイトルを奪ったブラントが試合会場のグランド・ガジノで試合をするのは11度目。ブラントは「ここに帰ってこられて本当に栄誉なことだ」と地元での凱旋試合に意気込んでいる。
対する世界初挑戦のバイサングロフも「これは私にとってとても大きな試合だ。明日の夜、私が新チャンピオンになるところを見てほしい」と必勝を誓った。
ミドル級戦線は現在、WBAスーパーとWBC王座を保持するサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が中心的存在。カネロは5月4日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでIBF王者ダニエル・ジェイコブス(米)と統一戦をすることが決まっている。
■ミドル級世界王者
WBAスーパー カネロ・アルバレス(メキシコ)
WBA正規 ロブ・ブラント(米)
WBC カネロ・アルバレス(メキシコ)
WBC暫定 ジャモール・チャーロ(米)
IBF ダニエル・ジェイコブス(米)
WBO デメトゥリアス・アンドラーデ(米)