関西学生ボクシングリーグ運営委員会(委員長=河村英明・同志社大監督)は10日、大阪・吹田市の関西大学ボクシング場でリーグ加盟16校による初の合同練習会を開催した。5月12日からの第73回リーグ戦に備えて学生たちが自主的に運営していく体制づくりが目的。
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実戦練習も好評だった合同練習会
約50人が出席。午前9時から講習会を開き、選手手帳の管理・提出の重要さを強調したのをはじめ、計量に備えての体重管理方法などを学び、各部で周知徹底していくことを申し合わせた。
午前11時からはレフリーがつき、アナウンスもあるリーグ戦形式でスパーリングが行われ、細野恭兵・近大主将ら16組32人が2ラウンドを戦った。
リーグ戦では対戦しない1部校と2部、3部校のメンバーのスパーリングもあり、リングサイドからは監督、コーチ、選手から「ナイスボディ」など実戦さながらの声援が飛んだ。3部校の選手は「大学ではメンバーがいないため、スパーリング練習はできないので、すごくいい経験を積めました」と喜んでいた。
河村委員長は「大学リーグのさらなる活性化を図るために学生たちがしっかり運営していくことが大事なので、合同練習会を初めて開きました。今後も続けたい」と話していた。
第73回関西大学リーグは5月12、19日(龍谷大学深草キャンパスボクシング場)、6月2日、9日、23日(関西大学ボクシング場)で行われる。いずれも午前11時開始。入場無料。