あす11日、後楽園ホールでゴングとなる「ダイヤモンドグローブ」の計量が10日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの日本ライト級タイトルマッチは、王者の吉野修一郎(三迫)が61.1キロ、挑戦者1位のアクセル住吉(関門JAPAN)がリミットの61.2キロで合格した。
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無敗のの吉野(左)に“関門のトラフグ”が挑む
元トップアマの吉野はデビューから9連勝(7KO)中でこれが4度目の防衛戦。4連続KO防衛を狙う俊英は「一発に頼らず、細かくまとめていくことが必要。いかにアピールするか」と決意表明。この試合に勝利し、OPBFやWBOアジアパシフィック王座など、ステップアップを狙う。
一方、挑戦者の住吉(11勝3KO4敗3分)は昨年10月、挑戦者決定戦で柳達也(伴流)とドローながら規定により挑戦権を獲得。15年のOPBF王座戦に続くタイトルアタックを迎える。
下関から満を持して東京に乗り込んだ住吉は「自分のボクシングを貫く先に勝利がある。“関門のトラフグ”なんで、肉を切らせて毒を食わせる」と宣戦布告した。