現地時間31日ロンドン、ロマチェンコvsキャンベルのリングで行われたWBCフライ級タイトルマッチは意外な結末。王者チャーリー・エドワーズ(英)vs挑戦者1位フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)は3ラウンド途中で終了。マルティネスのKO勝ちから無効試合に裁定が変わった。
3回、マルティネスが左右フックでチャージすると、エドワーズはリング中央にヒザをつく。そこへマルティネスは左ボディーを見舞う。主審はそのままカウントを数えカウントアウト。この回1分43秒、マルティネスのKO勝ちとアナウンスされた。
しかし試合のリプレーが会場に流れると最後のパンチはダウンしたエドワーズに浴びせられたことが明白。ファウルと判断した立会人が裁定をノーコンテスト(無効試合)に変更した。
これを受けてWBCマウリシオ・スライマン会長は両陣営にダイレクトリマッチを締結するよう通告した。
■フライ級世界王者
WBA アルテム・ダラキアン(ウクライナ)
WBC チャーリー・エドワーズ(英)
IBF モルティ・ムザラネ(南ア)
WBO 田中恒成(畑中)