金子ジム主催「ゴールデンチャイルドボクシングvol.118」が16日、後楽園ホールで行われ、メインのフェザー級8回戦は、IBF世界フェザー級13位の大竹秀典(金子)がアレクサンドル・エスピノサ(ベネズエラ)に苦しみながら2-0判定勝ちを収めた。
◇フェザー級8回戦
大竹秀典(金子)[判定2-0(77-74、76-74、75-75)]アレクサンドル・エスピノサ(ベネズエラ)
大竹は大苦闘。出だしから打ち終わりにエスピノサの左フック、右をもらう。2回には早くも劣勢となったが、ここで大竹の右打ち下ろしが画に描いたようなカウンターで決まってダウンをマーク。決して動きのいいわけではない大竹はエスピノサの手数に苦しみながら、自らもパンチを繰り出し続けて、最後まで打ち合いに終始した。終盤は大竹が左ボディーも好打して盛り返した。エスピノサは6回にローブローで減点1。大竹は27勝12KO2敗3分。エスピノサは11勝10KO9敗1分。
◇ウェルター級8回戦
藤中周作(金子)[TKO3回2分25秒]テーントーン・シットサイトーン(タイ)
バックステップで距離を取るテーントーンを藤中がプレス。相手の右をカウンターで食う場面もあったが、3回に右フックからのラッシュで沈めた。「素直にうれしいです」と喜んだ藤中(日本ウェルター級7位)は15勝10KO6敗2分。
◇フライ級8回戦
藤井貴博(金子)[TKO7回2分16秒]大田朋徳(SFマキ)