IBF世界S・バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)が18日(日本時間19日)、米コネチカット州マシャンタケットのフォックスウッズリゾートでIBF同級挑戦者決定戦の計量に臨んだが、同級6位のルイス・ロサ(米)が計量に失格。19日の試合は中止となった。
前日計量で岩佐は121ポンド(54.88キロ)でリミットの122ポンド(55.33キロ)をクリア。しかしロサは1回目で125ポンドで、最終的に124ポンド(56.24キロ)までしか落とせず、ギブアップした。
アメリカまで飛んでまさかの試合中止となった岩佐は「なんて言ったらいいかも、どう思っていいかも分からない」とぼうぜん。しかし「負けなかったこと、ランキングが落ちなかったこと、試合に向けて練習したことをプラスに考えて、次のチャンスを待つしかない」と前を向いた。試合は当日のメインイベントで、現地の関係者も頭を抱えていたという。