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黒木優子があすV4戦、WBC女子ミニ・フライ級

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  WBC女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチの前日計量が5日、日本ボクシングコミッションで行われ、黒木優子(YuKOフィットネス)が47.5キロ、挑戦者のWBC女子アトム級12位ノル・グロ(フィリピン)が47.3キロで、リミットの47.6キロをクリアした。試合は6日、後楽園ホールでゴングとなる。

 この日の朝、地元福岡から飛行機に乗って東京入りした黒木(15勝7KO4敗1分)は、世界チャンピオンとして初めて後楽園ホールで試合を行う。今回が4度目の防衛戦となる黒木は「多くの方にいい試合を見てもらいたい。世界戦でKO勝利がないので、今回はKO防衛の最初の試合にしたい」と意気込みを語った。

 挑戦者のグロは7勝4KO5敗1分と戦績はパッとしないが、ガードを固めて前に出るボクシングを身上としている。昨年2月に来日し、WBO女子世界アトム王者の池山直(フュチュール)に挑戦して敗れはしたものの、判定まで持ち込んで粘り強さを見せた。

 サウスポーの黒木は対サウスポーがあまり得意でない上、約2週間前に腰を痛めるなど万全とは言い難い状態だが、「相手は気持ちの強い選手だと思うけど、左ストレートを決めて心を折りたい」とあくまでノックアウトにこだわるつもりだ。  アンダーカードには、日本S・バンタム級8位の田村亮一(古口)、日本ライト級12位の山田智也(協栄)らが出場する。



バルガスがドロー防衛、サリドとの激闘決着つかず

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 WBC世界S・フェザー級タイトルマッチが4日(日本時間5日)米カーソンのスタブハブ・センターで行われ、王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)と挑戦者3位のオルランド・サリド(メキシコ)はともに譲らず結果はドロー。バルガスが初防衛に成功した。スコアは115-113でバルガス、残る2人が114-114だった。

 昨年11月にタイトルを奪取した三浦隆司(帝拳)戦が年間最高試合賞を総なめしたバルガスと、こちらもタフネスが売りのサリドとの一戦。試合は序盤から見ごたえのある打ち合いとなった。バルガスは3回にサリドのパンチで左目上部から出血。手数ではサリドがやや上回って前半戦は進んだ。

 バルガスは6回にサリドにダメージを与えたが、サリドもよく打ち返して試合は一進一退のまま終盤戦へ。両者は11、12回とさらにヒートアップし、ファンの声援に後押しされながら打撃戦を展開。大歓声の中で終了のゴングを聞いた。

 7378人の観衆を沸かせた一戦は、早くも2016年の年間最高試合候補との声が挙っている。初防衛成功のバルガスは「ファンの喜ぶ素晴らしい試合だったと思う。判定にも満足している」とコメント。ただし試合後、リングに上がった三浦との再戦については「それはいずれ話すことになる。いまは少し休養が必要だ」と言葉を濁した。

 惜しくも世界王座返り咲きはならなかったサリドは「クロスファイトだったが、私は勝ったと思っている」と自らの勝利を強調した上で「私は三浦でも、ロマチェンコでも、だれとの試合でも受ける!」と強豪たちに対戦を呼びかけた。Photo/GBP


芦屋大と大商大が3連勝でVへ並走、関西学生リーグ

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  アマチュアボクシングの第70回関西学生リーグ戦第4週は5日、大阪・吹田市の関西大学千里山キャンパスボクシング場で1部(9人制)3試合などを行った。前年初優勝の芦屋大は龍谷大に9-0、2位の大阪商大は関西大に8-1と圧勝、ともに3勝目をマークしてV争いは両校の並走状態。7年ぶり1部リーグ戦復帰の近大は同志社大を7-2で破り、2勝目をあげた。

 龍谷大が6人しかエントリーできなかったとはいえ、芦屋大の強さが目立った。バンタムの中嶋一、山内のコンビがともに2回TKO勝ち。ライトの上原、大内は判定勝利だったが、ウェルター・西岡、ミドル・西村の重量級が地力の違いをみせつけるパンチを放ってTKO勝ちした。

 大阪商大も中身が濃い勝ち方。主将・長尾が2戦連続TKO勝ちするなど各選手が持ち味を出し切った。メンバー不足に苦しむ関大は6人のエントリーで戦い、バンタム・藤井が大商大の実力者・山本との接近戦での打ち合いを制して、主将の面目を保った。

 近大はL・フライでリーグ戦初登場の大杉が同志社大1年の松本の鋭い動きをとらえきれず、黒星発進だったが、フライ・峯がパワフルに攻めて、同志社大の主将・小原に失格勝ち。バンタム・井上は嶋田の攻めに屈したものの、バンタムの合田以下がひとつの不戦勝をはさみ6連勝した。なかでも1年生のライト・中井がスタミナ十分の連打で、酒井を抑え切ったのは収穫。

 2部(7人制)は立命大が4-3で桃山大に勝った。第5週は6月12日午前11時から同ボクシング場で1部リーグ戦の芦屋大─関西大、大阪商大―近大、龍谷大―同志社大などが行われる。入場無料。


世界戦決定の和氣慎吾「リーゼント崩れる前に倒す!」

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  IBF世界S・バンタム級1位の和氣慎吾(古口)が7月20日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)と王座決定戦を行うことが決まった。6日に都内のジムで記者会見を開いて発表した。当日はWBA世界フライ級王者の井岡一翔(井岡)がキービン・ララ(ニカラグア)を迎えてV4戦を行い、ダブル世界タイトルマッチとして開催される。

 和氣の世界戦がようやく決まった。トレードマークのリーゼントヘアーをバッチリ整え、セコンドに入る俳優で画家の片岡鶴太郎さんからプレゼントされたタキシードに身を包んだ和氣は「リーゼントボクサーの和氣慎吾が世に出るときがついにきた。ワクワク、ドキドキしています」と興奮気味に話した。

 昨年6月にマイク・タワッチャイ(タイ)を下して指名挑戦権を獲得していたが、前王者カール・フランプトン(英)がWBA王者との統一戦を優先。2月の統一戦に勝利したあと、4月下旬にようやく王座返上を発表し、和氣の決定戦出場決まった。

 対戦相手のグスマンは4月の2位決定戦でダニエル“バッドボーイ”ロサス(メキシコ)に8回終了TKO勝ち。和氣との王座決定戦にコマを進めた。ビッグネームとの対戦はないが、21勝21KO無敗のパーフェクトレコードを誇る強打者だ。

 無敗のグスマンについて、既に映像をチェック済みの和氣は「フットワークをけっこう使う選手。打って離れてのボクシングをしたい」と分析。警戒は怠らないが「パンチ力は確かにあると思うけど、スピードは僕の方が上だし、圧倒的に勝つ自信がある。前半とは言わないけど、中盤にはノックアウトしたい」と自慢のリーゼントヘアーが乱れる前にグスマンをノックアウトすると宣言した。

 今後は東京で調整を進め、6月20日から10日間は、フィリピンS・フライ級王者ジョナス・スルタンら比国人パートナー2人を招いてスパーリングを行う予定。スルタンは昨年11月、翁長吾央(大橋)と好勝負を演じて判定負け、今年3月には池水達也(大阪帝拳)に2回TKO勝ちしている選手。試合の模様は当日20日20時からTBS系列で全国に生中継される。試合は和氣、井岡の順番。


前F級王者アムナットはSF級に、IBFランキング

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■IBFが最新5月度ランキングを発表。新王者はフライ級のジョンリル・カシメロ(比)。カシメロ戦の前日計量で一時は大幅な体重超過が伝えられ、結局合格しながらTKO負けで王座陥落のアムナット・ルエンロエン(タイ=写真右)はS・フライ級9位に。クルーザー級はビクトル・ラミレス(亜)とのWBA・IBF王座統一戦を制したデニス・レベデフ(ロシア)が新王者となった。日本勢に大きな変化はなかった。

■来日経験もある元世界2階級王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)が4日(日本時間5日)、メキシコのカンクンで同胞のアンドレス・グティエレスに2-0判定勝ち。空位のWBCフェザー級シルバー王座を獲得した。スコアは116-112、114-113、114-114。ホープのグティエレスは前日計量で失格。ミハレスが勝った場合のみ王座が与えられるルールで行われた。34歳のミハレスは54勝26KO8敗2分。22歳のグティエレスは34勝24KO1敗1分。

■海峡メッセ下関で5日行われた「関門ドラマティックファイトvol.8」のメインは、日本ライト級11位のアクセル住吉(関門JAPAN=写真左)がフィリピン・ライト級4位のアラン・タナダに3-0判定勝ち。住吉は昨年4月にOPBF王者中谷正義(井岡)に敗れて以降3勝1分。日本フェザー級7位の坂晃典(仲里)はバーニング石井(関門JAPAN)に7回1分47秒TKO勝ち。OPBFバンタム級10位の清瀬天太(姫路木下)はジャンプ池尾(関門JAPAN)を6回2分30秒TKOで下した。


西田光がOPBFミドル級V1戦、あす無敗のリッチーと

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  あす6日後楽園ホールで行われる「ホープフルファイトvol.22」の前日計量が5日、日本ボクシングコミッションで行われた。OPBFミドル級王座の初防衛戦に臨むチャンピオン西田光(川崎新田)と挑戦者1位のドワイト・リッチー(豪)、OPBF女子フェザー級王座決定戦に出場する三好喜美佳(川崎新田)とカイジョンソン(竹原&畑山)の4選手が合格した。

 西田は3月に長期政権を築いていた柴田明雄(ワタナベ=引退)を3回KOで下して日本とOPBF王座を獲得。この試合により西田は2016年チャンピオンカーニバルの最優秀選手賞に選ばれた。今回はOPBF1位につける13勝1KO無敗のリッチーを迎えての指名防衛戦。日本王座はかけられない。

 三好は2014年にOPBFバンタム級王座を獲得。その後、世界挑戦に失敗するなどスランプに陥ったが、今年3月、いきなりクラスを3階級上げてOPBF女子S・フェザー級王座を獲、今回はOPBF3階級制覇をかけてクラスを下げた。初のタイトルマッチとなるカイはこれまで三好と2度対戦してともに判定で敗れており、大舞台でリベンジを目指す。


黒木優子が4度目の防衛、世界戦初のKO勝利

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  WBC女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチが6日、後楽園ホールで行われ、王者の黒木優子(YuKOフィットネス)がWBCアトム級12位のノル・グロ(比)に8回2分9秒KO勝ち。4度目の防衛に成功した。試合には世界挑戦を発表した和氣慎吾(古口)も登場し、ファンにあいさつした。

 サウスポー同士の一戦は機動力に勝る黒木が初回から左ストレートを決めて先制した。思いのほか前に出てこないグロは3回にプレスを強めたが、これに対し黒木が接近戦で左カウンターを決めると、グロがキャンバスに膝をつけた。4回終了時の採点は40-35×2、39-36でいずれも黒木が支持された。

 後半に入ると黒木はコンビネーションでグロを攻め、7回にはロープに釘付けにしてラッシュ。しかしグロも懸命に打ち返して勝利に望みをつないだが、黒木は8回に挑戦者をコーに追い詰めてラッシュ。崩れ落ちたグロは立ち上がれなかった。

 通算6度目の世界戦で初めてKO勝利を飾った黒木は「統一チャンピオンになるのが夢。もっともっと鍛えていきたい」。戦績は15勝7KO4敗1分。グロは7勝4KO6敗1分。

◇56.0キロ8回戦
田村亮一(古口)[TKO2回1分7秒]エークナティ・モークルンテープトンブリー(タイ)
 日本S・バンタム級8位の田村は2回に一気にラッシュ。3度のダウンを奪ってTKO勝ちした。7勝4KO2敗1分とした田村は日本タイトル挑戦をアピール。

◇54.0キロ8回戦
山下賢哉(古口)[KO1回2分59秒]ガムライヨック・オーワンダヴィー(タイ)
 2月に長嶺克則(マナベ)に逆転KO負けした日本フライ級10の山下が再起戦。タイ人選手をスタートから圧倒し、最後は左ボディブローで沈めて10カウントを聞かせた。戦績は9勝6KO2敗。

◇ライト級8回戦
山田智也(協栄)[引き分け1-0(77-75、76-76×2)]小山拓見(草加有沢)
 日本ライト級12位の山田は初回、小山の左フックを食らって連打を浴びるが、2回以降はリードを軸に立て直し、右ストレートをコンスタントに決めていった。劣勢の小山は6回に前に出ると、ダメージを負った山田が防戦一方に。7、8回は小山の圧力を山田が何とかしのぐという展開だった。山田は13勝4KO7敗1分。小山は10勝8KO4敗1分。

 また、突然の引退宣言によりこの日の出場を急きょ取りやめた“モデルボクサー”高野人母美(協栄)は元世界王者の天海ツナミ(アルファ)と2ラウンドのスパーリングを披露。ツナミから元世界王者の洗礼を受けた高野は「迷惑をかけて申し訳ありませんでした」とリング上から謝罪した。今後も現役は続けるという。


元王者ルイスと俳優ウィル・スミスがアリ葬送

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 10日に米ケンタッキー州ルイビルで行われる元世界ヘビー級王者モハメド・アリの葬儀で、元世界ヘビー級王者レノックス・ルイスと俳優のウィル・スミスが親族とともにアリの棺を送る葬送に参加することになった。海外メディアが報じている。

 葬送がどのような形で行われるかは不明だが、参加するメンバーは親族ら8人で、この中にルイスとスミスが含まれている。ルイスは五輪金メダリストからプロの世界ヘビー級チャンピオンに上り詰めたというアリと同じキャリアの持ち主。スミスはアリの波乱に満ちた人生を描いた映画「アリ」(2001年公開)でアリ役を演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。

 また、同じくルイビル出身でアリのスパーリングパートナーを務め、のちにヘビー級世界王者となったジミー・エリスの兄弟も棺を運ぶ8人の中に入っている。パーキンソン病に苦しんだアリ同様に、エリスも長い闘病生活の末、2014年5月に他界している。  葬儀のあとに行われる追悼式には一般の市民も参加可能。アリの遺志に従い、いかなる信仰を持つ人にも開放され、1万人を超える人々が集まると予想されている。



西田光OPBF初防衛失敗、三好喜美佳は3階級目獲得

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  OPBFミドル級王者の西田光(川崎新田)が7日、後楽園ホールの「ホープフルファイトvol.22」のメインイベントに登場。OPBF1位のドゥワイト・リッチー(豪)に0-3判定負け。初防衛に失敗した。スコアは118-110×1、119-109。OPBF女子フェザー級王座決定戦は、同S・フェザー級王者の三好喜美佳(川崎新田)がカイ・ジョンソン(竹原&畑山)に判定勝ちで女子初のOPBF3階級制覇を達成した。

 3月に前王者の柴田明雄(ワタナベ=引退)を下し、チャンピオンカーニバルMVPに選ばれた西田がOPBF王座に絞っての初防衛戦。西田はいつも通りジリジリを距離を詰めていったが、リッチーのアウトボクシングに苦しめられる立ち上がりとなった。

 リッチーは13勝1KOという戦績の通り、パワーはなく、あまり柔らかさも感じさせないが、ジャブを小刻みに打ちこみ、左右に動いて西田を翻弄した。4回を終わって40-36×3で挑戦者がリードした。

 状況を打開したい西田はプレスを強めた。6回にはリッチーをロープに釘付けにして連打を見舞うなど徐々にピッチを上げるが、なかなかきれいにパンチを当てるシーンを作れない。8回終了時は79-73×2、78-74でリッチーがリードを守った。

 あとのない西田は10、11回と何度か挑戦者をロープに追い込み連打を放ったが、形勢を逆転するにはいたらず。逆にリッチーがパンチを浴びせて試合を終わらせた。リッチーは14勝1KO無敗4無効試合。完敗の西田は15勝7KO8敗1分。9月14日に日本王座の初防衛戦を予定している。

◇OPBF女子フェザー級王座決定戦
三好喜美佳(川崎新田)[3-0(76-75、77-74×2)]カイ・ジョンソン(竹原&畑山)
 過去2勝している三好がジャブ、ワンツー主体のボクシングで序盤戦を優勢に進めたかに見えたが4回終了時の採点は39-37で三好、残る2人が38-38。体格で勝るカイは4回から圧力を強めて三好に迫った。中盤はカイが押し込む場面もあり、試合は一進一退。しかし三好は7回、右を2発叩き込んでカイをキャンバスへ。これが決勝打になった。三好は13勝5KO8敗1分。「次は世界か、一つ下げてS・バンタム級で4階級制覇を狙いたい」と抱負を語った。タイトル初挑戦失敗で5連敗のカイは5勝2KO10敗3分。

◇フェザー級8回戦
古橋岳也(川崎新田)[TKO8回2分52秒]鈴木鹿平(E&Jカシアス)
 日本S・バンタム級10位の古橋が初回から圧力をかけ、ボディブローで長身の鈴木に迫った。鈴木も3回に右を決め、4回に右目上部から出血した鈴木がピッチを上げると試合はヒートアップ。終盤は鈴木のパンチがヒットするシーンもあるが、古橋がその倍以上のパンチを当てる内容。試合終了間際、古橋の右ストレートが決まったところでストップ。古橋は18勝8KO7敗1分。鈴木は7勝3KO7敗2分。


バルテレミー王座返上、IBFライト級は決定戦に

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バルテレミーが元王者対決制す(ボクシングニュース)  IBFはライト級3位リチャード・カミー(ガーナ=24勝22KO無敗)と4位ロバート・イースターJr(米=17勝14KO無敗)に対し、空位のライト級王座決定戦を行うようオーダーした。

 前王者ランセル・バルテレミー(キューバ=写真)は4日に行われたタイトルマッチで、元王者で11位ミッキー・ベイ(米)を判定で下した初防衛に成功。IBFはこの試合の勝者にカミーとの指名防衛戦を義務付けていたが、バルテレミー陣営はこれに従う意思がなく、王座を返上した。元IBF世界S・フェザー級王者で、2階級目のベルトを手放したバルテレミーの今後については不明。

 カミーは「ようやく世界タイトルのチャンスが来て興奮している。私は長いこと待たされた。多くのファイターが私との対戦を避けていた。でもついにここまでくることができた。チーム・ザウアラントに感謝したい」と興奮気味に話している。

 カミーをプロモートするニッセ・ザウアラント・プロモーターは「コミーはライト級でベストだ。チャンピオンになるし、いずれベルトを統一すると思う。この試合をガーナで開催するよう努力したい」と語った。両陣営の交渉期限は7月6日で、まとまらない場合は入札となる。


バルガスvsサリドTV視聴件数、リゴンドウ次戦は?

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■4日米カーソンのスタブハブ・センターで行われたWBC世界S・フェザー級タイトルマッチ、王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)vs挑戦者オルランド・サリド(メキシコ)の視聴件数が判明。大手ケーブルTV局HBOで放送された試合は平均で83万3000件、ピーク時に95万4000件だった。ニールセン・メディアリサーチが明らかにした。Photo/GBP

■WBA世界S・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が7月16日、英ウエールズ・カーディフのリングに登場と海外メディアが報道。リゴンドウは3月、英国でジャザ・ディケンズと対戦予定だったが、ビザの問題で直前に試合をキャンセル。今回は既にビザを取得し、ディケンズ戦があらためてセットされたとのことだが、はたして実現するか。この日のメインイベントは地元のホープ、リアム・ウイリアムスの英S・ウェルター級防衛戦。

■日本でもお馴染みの元世界2階級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が6月18日、同国トルーカでクリストファー・マーティン(米)と対戦。34歳でキャリア終盤に差し掛かっているゴンサレスと、今年3月に4連敗から脱した中堅選手マーティンの一戦。


益田健太郎「日本卒業するつもり」あす川口裕とV1戦

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  あす9日後楽園ホールでゴングとなる「ダイナミックグローブ」の前日計量が8日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本バンタム級タイトルマッチは、王者の益田健太郎(新日本木村)が53.4キロ、挑戦者1位の川口裕(グリーンツダ)がリミットの53.5キロでクリアした。

 3月の王座決定戦でWBO世界同級ランカーの田中裕士(畑中)を下し、2度目の王座の初防衛戦を迎える益田(24勝13KO7敗)は「この試合で日本タイトルは卒業だと考えてる」と語り、勝てばOPBF王座、あるいは世界挑戦に進む考えでいることを明らかにした。

 益田は2014年4月、大阪に乗り込んで川口と王座決定戦を争い、10回負傷判定勝ちで最初の王座を獲得した。しかし、3度目の防衛戦で大森将平(ウォズ)に敗れ、手にしていた世界ランキングも喪失。復帰して再び大森の返上した王座に就くという浮き沈みを味わった。この間、心身ともに成長を実感している益田は、今回の川口との再戦を2年間の成長を確認する舞台と位置付ける。先を見据える王者は「技術面での違いを見せつけたい。判定はないでしょうね」と完勝を誓った。

 一方、益田との初戦に「完敗した」という川口(25勝12KO7敗)は、益田戦のあとから体幹を意識したトレーニングを導入するなど改革に着手し、昨年4月にOPBF同級王座を獲得した。ところが、初防衛戦で山本隆寛(井岡)とのダイレクトリマッチに敗れ、益田との再戦を迎えることになった。

 川口の後楽園ホール登場は10年12月に判定で敗れた石本康隆(帝拳=現日本S・バンタム級王者)戦以来5年半ぶり2度目。二重の意味でリベンジマッチになった川口は「(益田との試合は)単純にうれしい。楽しみたいと思っている」と笑顔で決意表明した。試合の模様は11日27時20分からフジテレビで放映される(関東ローカル)。

 あすのアンダーカードには、ランカーが多数出場する。日本S・フェザー級10位の岩井大(三迫)は昨年8月、伊藤雅雪(伴流)とのOPBF・S・フェザー級王座決定戦に敗れて以来の再起戦。林崎智嘉志(八王子中屋)と8回戦を行う。日本フライ級1位の松尾雄太(国際)は元ランカーの渡邉秀行(郡山)と、日本S・ウェルター級2位の斉藤幸伸丸(輪島功一S)はタイ人選手と対戦する。日本S・ライト級3位・松山和樹(山上)vs同11位・永田大士(三迫)の好カードは第4試合。


村田諒太が米国合宿へ出発、7.23ラスベガスMGM戦

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  WBC世界ミドル級6位など4団体でランク入りしている村田諒太(帝拳)が8日、成田空港からキャンプ先の米国に向けて出発した。24日に帰国予定。村田は7月23日(日本時間24日)米ラスベガスのMGMグランドでプロ11戦目に臨むことが決まっている。

 ラスベガスではパートナーが何人か用意されているようで、スパーリング中心の調整をするという村田。練習を狙いを問われると「スタイル的には固まりつつある。ガードを上げて前に出て打っていく。その中でバリエーションを成長させていきたい」とさらなるレベルアップを強調した。対戦相手のジョージ・タードーニッパ(米)の映像はチェックしていないそうで、まずは「相手よりも自分」というスタンスのようだ。

 ラスベガスでのファイトは昨年11月に次いで2度目となる。この日のメインイベントはテレンス・クロフォード(米)vsビクトル・ポストル(ウクライナ)のWBO・WBC世界S・ライト級王座統一戦で、ほかにもメキシコのスター候補オスカル・バルデスや、WBO世界S・ミドル級王者ヒルベルト・ラミレスが出場するとあり、村田の出番はアンダーカードの中でもかなり手前のほうだ。

 もちろんそのあたりは村田も十分認識済みで「自分の試合はあまりお客さんがいないと思うけど、また見たいと思ってもらえる試合、三浦先輩(隆司=前WBC世界S・フェザー級王者)のような沸せる試合をしたい」と決意表明した。

 村田の今後に関しては、今年に入ってWBO王者ビリー・ジョー・サンダースをターゲットにする方針が陣営から示されており、来るべき本番に向けてカウントダウンが始まっているのは確かだ。村田は「次勝たなければ意味がないので集中しているが、先のこと、その先のことも頭に入れている」と表情を引き締めていた。


アリ氏の公葬チケット、1時間で1万5000枚終了

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  3日に亡くなった“ザ・グレイテスト”モハメド・アリ氏の公葬が10日、同氏の生まれ故郷である米ケンタッキー州ルイビルのKFC・ヤム!センターで営まれる。一般の市民が参加できる公葬のチケットが8日配布され、わずか1時間ですべてなくなった。

 チケットは無料で1人4枚まで。会場事務所の窓口で午前10時から配布される予定だったが、事務所はオープンを8時15分に前倒しし、9時20分までに1万5000枚用意されたチケットがなくなった。待ちきれない市民がアリの名前を連呼して、窓口が早く開いたとの報道もある。

 追悼式にはビル・クリントン元米大統領らが出席予定。チケットを手にした市民は喜びに包まれたが、一部には早速インターネット上でチケットを売りに出し、ひと儲けしようという輩も出現。これを50ドルで購入したファンが出たことが明らかになっている。

 アリ親族のスポーツクスマンを務めるボブ・ガンネル氏は「残念だし、驚いている。チケットを売ったり買ったりすることはやめてほしい。アリは無料で開かれることを望んでいた」と呼びかけている。Photo/BoxingScene.com


田口良一が元世界王者の宮崎亮とV4戦合意

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 WBA世界L・フライ級チャンピオンの田口良一(ワタナベ=写真右)が元WBA世界ミニマム級王者で、現同L・フライ級1位の宮崎亮(井岡=写真右)と4度目の防衛戦を行う見込みとなった。ワタナベジムの渡辺均会長は「(宮崎陣営との交渉は)ほぼ合意に達している。近く発表できると思う」と明かした。

 WBAは7日付けで、L・フライ級王者の田口に対し、1位の宮崎と対戦交渉に入るよう指令を出し、30日以内に交渉がまとまらなければ入札を行うと通達した。渡辺会長によると、この指令とは関係なく、既に対戦交渉は進んでおり、8月下旬に対戦することで話がほぼまとまったとのこと。同門のWBA世界S・フライ級チャンピオン、河野公平とダブル世界タイトルマッチを予定している。

 2014年大みそかにアルベルト・ロセル(ペルー)を下して王座を獲得した田口はこれまでに3度の防衛に成功。直近では4月27日、古豪フアン・ランダエタ(ベネズエラ)を11回終了TKOで下している。24勝11KO2敗1分。

 宮崎は12年大みそかにポンサワン・ポープラムック(タイ)を下してWBA世界ミニマム級王座を獲得。2度防衛後に王座を返上し、L・フライ級にクラスを上げた。13年暮れに減量を失敗して初黒星を喫して以降は4連勝中。ここまでの戦績は24勝15KO1敗3分。



戸部洋平がWBAランク入り、チャガエフが王座復帰

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 WBAが8日付けで5月度最新ランキングを更新した。日本勢はS・フライ級の戸部洋平(三迫=写真)が新たに13位に入った。戸部は4月22日、南アフリカでルズコ・シヨ(南ア)を下し、WBAインターコンチネンタル同級王座を獲得していた。

 世界挑戦経験もあるミニマム級の原隆二(大橋)は同級15位に再ランクされた。引退を表明しながらS・フライ級に名前の残っていた亀田興毅の名前はようやく消えた。

 ヘビー級はルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)がレギュラー王座に復帰。3月の世界戦でルーカス・ブラウン(豪)がチャガエフを逆転KOしてタイトルを奪ったが、試合後の薬物検査で陽性反応が示され、WBAは最終的にこの試合を無効試合と認定。チャガエフにベルトが戻された。

 月間最優秀選手はバネス・マルティロスヤン(アルメニア=米)の挑戦を退け、3度目の防衛に成功したS・ウェルター級王者エリスランディ・ララ(キューバ)。次点はクルーザー級暫定王者ユニエル・ドルティコス(キューバ)。


ジョシュアの挑戦者ブラゼールが公開練習

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  今月25日ロンドンのO2アリーナで、IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)に挑むドミニク・ブラゼール(米)が8日(日本時間9日)ロサンゼルス郊外オンタリオのクロスワード・ジムでメディアに練習を公開した。

 最初にメディアから3日に死去したモハメド・アリ氏に関して質問を受けたブラゼールは「直接会う機会はなかったが、娘のレイラ・アリを通して、大きなハートを持ったワンダフルな人物だと認識している。映像で見た印象ではジャブだけで相手を負かしてしまうことがあり、すごいと思った」とコメント。

 また自身も出場したロンドンオリンピックで金メダルを獲得した王者ジョシュアについて「地の利もあった」と決勝でポイントで同点ながら優勢勝ちした英国人をけん制。また前回チャールズ・マーティン(米)を2回KOで倒し戴冠したジョシュアはラッキーだったと評価。「ものすごくプレッシャーをかけてジョシュアに別のレベルを知らしめる。試合に期待してほしい」と番狂わせを狙っている。Photo/SHOW TIME


内藤律樹が7.2座間出場、相馬と松永が月間敢闘賞

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■東日本ボクシング協会月間賞選考委員会が9日、5月の月間三賞を発表。敢闘賞に相馬圭吾(三迫)と松永宏信(横浜光)が選ばれた。最優秀選手賞と新鋭賞は該当者なし。相馬は5月12日、元日本S・バンタム級王者で現12位の芹江匡晋(伴流)に判定勝ち。日本S・ウェルター級7位の松永は元日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)に5回TKO勝ちを収めた。表彰式は7月21日、後楽園ホールの「東日本新人王予選」で行われる。

■前日本S・フェザー級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)が7月2日、米軍キャンプ座間ヤノフィットネスセンターで行われる興行のメインに出場。アルジー・トケロ(比)とライト級8回戦。セミには元OPBF・S・ウェルター級王者、チャーリー太田あらためチャールズ・ベラミー(八王子中屋)が日本同級11位エルフェロス・ベガ(MSG平石)と8回戦を行う。

■3月の日本ミニマム級タイトルマッチで王者福原辰弥(本田フィットネス)との九州対決に敗れ、プロ初黒星を喫した元WBO1位の榮拓海(折尾)が7月10日、九州共立大学の「ORIOBOXING FIGHT9」で復帰戦。OPBF8位にランクされるリト・ダンテ(比)と対戦する。


益田健太郎が初防衛、川口裕に2-1で競り勝つ

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  日本バンタム級タイトルマッチが9日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で行われ、王者の益田健太郎(新日本木村)が指名挑戦者の川口裕(グリーンツダ)に2-1判定勝ち。2度目の王座の初防衛に成功した。スコアは96-94、96-95で益田、96-95で川口だった。

 2014年4月以来の再戦。序盤はチャンピオンがジャブからワンツーを積極的に打ち込むスタイルで挑戦者に迫った。川口は不用意に手を出さず、益田の攻撃を冷静に対処。ジャブと右カウンターで慎重に戦った。5回には益田がワンツーを決めて、川口が左目上部から出血。5回終了時の採点は、ジャッジ2人が49-46、48-47で王者、残りが48-47で挑戦者と割れた。

 後半に入ると川口が攻撃姿勢を強め、試合は熱を帯びていった。5回にペースをつかみかけた益田は6回も右、コンビネーションを決め、王者が抜け出すかに思われた。しかし7回からは川口が盛り返して再び接戦に。徐々に川口が攻勢を強め、益田はやや疲れも見えたが、9、10回と激しい打ち合いを乗り切って辛くも勝利した。

 益田は「(試合前に発言した)日本タイトル卒業は撤回します」と反省しながらも、最後は「鹿児島県初の世界チャンピオンに必ずなります!」と力強くファンにあいさつした。戦績は25勝13KO7敗。OPBF王座に続く2冠獲得はならなかった川口は25勝12KO8敗。

◇58.0キロ8回戦
岩井大(三迫)[KO3回1分3秒]林崎智嘉志(八王子中屋)
 日本S・フェザー級10位の岩井は昨年8月、OPBF同級王者の伊藤雅雪(伴流)に敗れて以来の一戦。果敢に攻めてくる林崎に対し、何度も右をかぶせてダメージを与えると、3回の右で林崎がダウン。タオルが投入されてKOとなった。岩井は18勝7KO4敗1分。林崎は7勝3KO6敗1分。

◇フライ級8回戦
松尾雄太(国際)[TKO2回2分5秒]渡邉秀行(郡山)
 日本フライ級1位の松尾が、足を使う元ランカーのサウスポー渡邉を追いかける展開。渡邉は動きながらよく手を出していたが、2回に松尾の右ストレートを食らうと、背中から真っすぐキャンバスに落下。即ストップとなる見事なワンパンチKOだった。松尾は11勝6KO2敗1分。渡邉は8勝6KO9敗3分。

◇S・ライト級8回戦
永田大士(三迫)[TKO8回2分58秒]松山和樹(山上)
 日本11位のサウスポー永田は初回、左を決めて日本3位の松山にロープを背負わせ連打を見舞うなど上々の立ち上がり。その後も回転力に勝る永田が松山にダメージを与えて前半戦をリードするが、松山の右、左フックもそれなりにヒット。後半に入ると永田が徐々にペースダウンし、試合がわからなくなった。。最終回は両者が意地を見せて壮絶な打撃戦を展開。残り10秒の拍子木がなった直後、松山が思い切り前に出て右を打つと、そこに永田の右がカウンターとなって炸裂。バッタリとうつぶせに倒れた松山はピクリとも動かずストップとなった。無敗キープの永田は7勝4KO1分。担架で退場の松山は13勝7KO7敗。

◇71.0キロ8回戦
斉藤幸伸丸(輪島功一S)[TKO2回1分26秒]クラーロップ・ソーソムポン(タイ)
 日本S・ウェルター級2位の斉藤は初回から強烈な左ボディブローを打ち込み、2回に思い切り右を振り抜いてクラーロップをキャンバスへ。立ち上がったタイ人に右ストレート、左ボディを叩き込んでフィニッシュした。37歳にして元気いっぱいの斉藤は23勝13KO8敗1分。


アリ氏イスラム葬儀 キング氏、レナード氏ら出席

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  3日に74歳で亡くなった“ザ・グレイテスト”モハメド・アリ氏のイスラム式葬儀が9日、米ケンタッキー州ルイビルで営まれた。同氏の故郷である同地では10日、ビル・クリントン元米大統領らが出席する公葬が開かれ、アリ氏を追悼する2日間の行事が始まった。

 米メディアによると、葬儀には伝統的な衣装に身を包んだイスラム教徒だけではなく、キリスト教徒もユダヤ教徒も、老いも若いも、黒人も白人も、スーツ姿もジーンズ姿も、アリ氏を偲ぶありとあらゆる人たちが参加した。これはアリ氏が生前に希望していたスタイルだった。

 ボクシング界からは、アリ氏の世界タイトルマッチを手掛けた大物プロモーターのドン・キング氏、アリ氏のあとを継ぐ形となったスーパースター、シュガー・レイ・レナード氏の姿が見られた。

 アリ氏は1960年のプロ転向後、イスラム教に入信。モハメド・アリを名乗るようになり、1964年2月、ソニー・リストンの下して世界ヘビー級チャンピオンになったあと、正式にカシアス・クレイからモハメド・アリとなった。Photo/BoxingScene.com


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