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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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井上岳志が長濱陸とV1戦、日本S・ウェルター級戦

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 日本S・ウェルター級チャンピオンでIBF同級15位にランクされる井上岳志(ワールドS)が8月10日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で、同級1位の長濱陸(白井・具志堅S)と初防衛戦を行うことになった。井上と長濱が8日、「ダイヤモンドグローブ」が行われた後楽園ホールのリングで発表した。

 高校時代に国体優勝経験のある井上は4月、斉藤幸伸丸(輪島功一S)との王座決定戦に7回TKOで勝利し、無敗(10勝5KO1分)のまま王座に就いた。8日、ホールのリングに上がった井上は「挑戦者の気持ちを忘れずいい試合がしたい」と謙虚に語った。

 対する長濱は2015年にプロデビューし、同年の全日本ミドル級新人王に輝いた。7勝3KO1分とキャリアは浅いが、3連続KO勝利中と勢いがある。テレビ解説の具志堅用高会長がリング下で見届ける中、長濱は「最高の準備をして、最高のコンディションでリングに上がる」とこちらも殊勝だった。



麻生興一10回TKO勝ち、今野裕介との壮絶打撃戦制す

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 日本S・ライト級タイトルマッチが8日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われ、王者の麻生興一(三迫)が挑戦者1位の今野裕介(角海老宝石)に10回2分18秒TKO勝ち、初防衛に成功した。

 2月に松山和樹(FLARE山上)との王座決定戦を制し、3度目の正直で王座に就いた麻生はガードを固めて圧力をかけるいつものスタイル。スタートからタイトル初挑戦の今野にボディブローを打ち込んだ。今野はジャブを突いて距離を取ろうとしたが、接近戦も織り込み済みといった印象で、これを受けた立つ。初回終盤に右ストレートを決めて連打を見舞った。

 2回から完全な接近戦となり、ともに左ボディ、右ストレートを打ち込んでいく展開。体格で勝る今野の左ボディがいい。4回、両者の間に隙間が生まれると、今野の左フックと右ストレートが炸裂。今野は激しくチャージし、麻生も下がらずに手を出して応戦するが、挑戦者の気迫が上回っている印象だ。5回終了時の採点は48-47×2で今野、48-47で麻生と割れた。

 後半に入ると今野が連打を王者に迫り、麻生を突き放しにかかった。しかし、キャリアに勝る麻生はチャンスをうかがっていた。8回、渾身の右を打ち込むと、今野がフラフラとなりダウン寸前に。麻生は追撃を浴びせるが、今野が驚異的なガッツを見せて反撃する。試合は壮絶な打撃戦となり、ホールが熱狂に包まれた。

 どちらもダメージと疲労があり、どちらが倒れてもおかしくない展開の中、クライマックスは10回に訪れた。麻生が右を決めると、ついに今野の動きが止まり、ロープを背負った今野を、麻生が乱打したところでストップとなった。9回までの採点は86-85、87-84で今野、86-85で麻生だった。

年間最高試合候補の激戦

 逆転勝ちの麻生は22勝15KO7敗1分。タイトルへの執念を見せ、ダメージを負っても攻め続けながら敗れた今野は11勝5KO4敗。早くも日本、OPBFタイトルマッチの年間最高試合候補だ。

◇バンタム級8回戦
鈴木悠介(三迫)[3-0(76-75、77-74、78-73)]中野敬太(KG大和)
 日本バンタム級6位の鈴木と元ランカーの中野が対戦。序盤は中野がジワジワとプレスをかけ、サウスポーの鈴木は手数で上回った。4回に打撃戦に突入すると、5回に鈴木が右フックで中野がダウン。しかし中野がここから反撃、再び近距離での攻防となった。終盤は中野がボディ攻めで追い上げたが、及ばなかった。鈴木は8勝5KO3敗。中野は14勝4KO11敗6分。

◇フェザー級6回戦
篠塚辰樹(ワタナベ)[3-0(58-55、59-55、59-54)]諏訪佑(TEAM10COUNT)


竹中良まさかのKO負け、OPBFフェザー級王座陥落

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 8日後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインイベント、OPBFフェザー級タイトルマッチは、王者の竹中良(三迫)が挑戦者13位のノ・サミュング(韓)に10回1分26秒KO負け。4度目の防衛に失敗した。試合の模様はフジテレビで10日(土)深夜3時20分時から放送される。

 タイトル獲得から2年2か月がたち、IBF6位、WBC7位のランクされる竹中に対し、14年に現日本S・バンタム級6位のテイル渥美(渥美)に勝利したこともあるノは前に出て右を思い入り打ち込むボクシング。KO数以上にパンチはありそうな印象だ。

序盤は竹中が技術の差を見せつけてリード

 技術で勝る竹中はフットワークとブロッキングでノのパンチを防ぎながら、左フックを合わせたり、右ストレートから返しので左ボディブローを打ち込んだりして試合を組み立てた。2回終了間際、竹中の右でノが足元を一瞬グラつかせた。竹中は4回に攻撃を強めるが、ノもワンツー、ボディのコンビネーションで応戦。4回を終わって40-36、40-37、38-38で竹中がリードした。

 竹中は有効打で上回るものの、動きにキレがなく、挑戦者の前進と手数はなかなか止まらない。7、8回はノのパンチを被弾するシーンもあり、楽勝ムードはいつの間にかに消えていた。ノは8回にバッティングで減点1。8回終了時の採点は78-73、78-74、77-74で竹中がリードしながら、差を詰められた。

10回に2度ダウンでタオル投入

 迎えた10回、ノの右ストレートが決まると竹中がガクリ、追撃を浴びてダウン。再開後、再びノの右をもらってダウンすると、カウント中にタオルが投入された。キャンバスで大の字になって喜ぶを表したノは11勝4KO3敗。まさかの王座陥落となった竹中は16勝9KO4敗1分。陣営によると、特にけがなどはなかったが、試合中に足が思うように動かなくなったという。


帝里木下が豪でIBF王座に挑戦、7.2パッキャオの前座

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 千里馬神戸ジムの千里馬啓徳会長は8日、神戸市役所記者クラブで会見、所属のIBF世界S・フライ級3位、帝里木下(31)が7月2日、オーストラリア・ブリスベンで同級王者、ジェルウィン・アンカハス(25=フィリピン)に挑戦すると発表した。

 同日のメインは主要4団体で6階級制覇したWBO世界ウェルター級王者、マニー・パッキャオ(フィリピン)の初防衛戦で、同級1位、ジェフ・ホーン(オーストラリア)の挑戦を受ける。会場のサンコープスタジアムはラグビーワールドカップなどが開催された5万5000人収容のビッグスケールだ。

 龍谷大からプロ入りした帝里は日本S・フライ級タイトルを5度防衛。20勝無敗で14年7月、亀田大毅が返上したIBF世界S・フライ級王座をゾラニ・テテ(南アフリカ)と争ったが12回判定で敗れ、今回が2度目の世界挑戦となる。

ふがいない世界初挑戦から精神力磨く

「3年前のチャレンジはふがいなかった。初めて負けて、そこから精神力を磨いてきた。初の海外試合ですが、しっかりコンディションをつくって、大きな会場、多くの観衆の前で力を出し切る」と意欲を示した。

 王者のアンカハスは26勝17KO1敗1分のサウスポー。パッキャオのMPプロモーション支配下の選手で、今回が2度目の防衛戦。帝里は今年1月、アンカハスがタイトルを奪った前王者、マックジョー・アローヨ(プエルトリコ)と挑戦者決定戦を行う予定だったが、アローヨ側の都合で試合がキャンセル。1、2位が空位のため最上位の帝里が指名挑戦権を獲得した。

 千里馬会長は「試合の交渉に手間取ったが、今月26日に出発して、帝里を現地の環境に慣れてさせ、いい状態でリングに上がらせる。ブリスベンは神戸市と姉妹都市。神戸を存分にアピールしてきたい」と必勝を誓った。


クルツィゼ逮捕、サンダースとの世界戦は延期に

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 7月8日、英ロンドンのカッパーボックス・アリーナで予定されているWBO世界ミドル級タイトルマッチで、王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に挑戦する暫定王者アブタンディル・クルツィゼが米ニューヨークで逮捕された。クイーンズベリー・プロモーションズは現地時間8日、タイトルマッチの延期を発表した。

 海外メディアの報道によると、米捜査機関はロシアの犯罪グループを組織犯罪対策法に基づいて一斉に摘発。委託殺人の陰謀、薬物投与による強盗、貨物積荷の窃盗、電子ハッキングなど多数の犯罪を組織的に実行したとして33人を逮捕した。この中にニューヨークを拠点とするクルツィゼも含まれていたという。

 クルツィゼがこれらの犯罪にどの程度関与していたかは不明だが、これによりクルツィゼが英国に渡航できないことが確認されたため、クイーンズベリー・プロモーションは試合の延期を決定した。当日のイベントはセミを繰り上げて行われる。

 サンダースは15年12月にアンディ・リー(アイルランド)からタイトルを奪って以降、自身のけがや対戦交渉の決裂、相手の都合などでなかなか試合が決まらず、戴冠から1年半の間に、防衛戦は16年12月の一度きり。またしても試合に見放された。


IBFがジョシュアvsクリチコの直接再戦を承認

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 IBFはヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)と元統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のダイレクトリマッチを承認。勝者は指名挑戦者クブラット・プーレフ(ブルガリア)と対戦するように命じた。米英メディアが報じている。

 両者は4月、ロンドンのウェンブリー・スタジアムに9万人の大観衆を集めて対戦。ダウン応酬の激闘を演じ、ジョシュアが11回TKO勝ちでIBF王座を防衛、WBAスーパー王座も獲得した。

 イベントの大成功でリマッチは当然の流れだったが、プーレフはジョシュアvsクリチコ戦の前から指名挑戦権を持っており、ジョシュアが指名戦を行わない場合は、タイトルはく奪という判断もあり得た。そこでジョシュアのプロモーター、マッチルームボクシングのエディ・ハーン氏は、IBFにダイレクトリマッチを許可するよう働きかけていた。

再戦の期限は12月2日までと指定

 結果、プーレフ陣営がジョシュアとクリチコの再戦を理解を示したこともあり、IBFも特別の許可を与えた。ただし、勝者は必ずプーレフと指名試合を行うこと、再戦は12月2日までに行うこと─などの条件を示した。

 英ボクシング・ニュースの取材に対し、ハーン氏は、英ウエールズのカーディフ、ナイジェリアのラゴス、ドバイ、アメリカが試合地の候補に上がっていると明かした。どこになるにせよ、今回もスタジアム級の会場が必要になるだろう。Photo/SUMIO YAMADA


比嘉大吾が沖縄凱旋で大フィーバー、浦添市民栄誉賞

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 WBC世界フライ級新チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅S)が9日、具志堅用会長、野木丈司トレーナーらと沖縄に凱旋。熱狂的な歓迎を受け、出身の浦添市からは市民栄誉賞を授与された。

 比嘉は5月20日、有明コロシアムでフアン・エルナンデス(メキシコ)を下し、デビューから13連続KO勝利で世界タイトルを獲得。この日、師匠である沖縄のスター、具志堅会長と沖縄入りした比嘉は、まず那覇空港で歓迎セレモニーに出席し、浦添市民の待つ浦添市役所へと向かった。

 地元のヒーロー比嘉を待ち受けていたのはこれだけでなく、ほかに浦添警察一日署長を務めたほか、テレビ出演、祝賀パーティーと多忙な1日を送った。10日は母校の宮古工業高がある宮古島で凱旋パレードを行う。


新王者の拳四朗と坂晃典、母校の関西大学で対談

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 WBC世界L・フライ級王者、拳四朗(25=BMB)、日本フェザー級王者、坂晃典(25=仲里)の新チャンピオンがそろって9日、母校の関西大学(大阪府吹田市)を訪問した。学部は違うが2人は同級生で、ボクシング部でともに汗を流した仲間だ。

 この日は関西大学校友会(寺西俊太郎会長)が年6回発行する機関紙「關大」7月号の巻頭対談の取材を受けるのが目的。校友会本部で写真撮影に続いて、ボクシング部での体験や今後の抱負などを約1時間語り合った。

 入部した時に拳四朗の印象を坂が「可愛いパンダみたいな顔なのに、ボクシングがずっとうまく、全然パンチが当たらなかった」と話すと、拳四朗は「すぐに仲良しになったし、帰りの電車の方向もいっしょ。よく2人で梅田に出て、阪急の商業施設のHEPへ行って、声をかけるまではできなかったですが、エスカレーターのところで高校生や大学生の女の子をじっと見てました」と2人で胸をときめかしたエピソードを明かした。

「防衛を重ねて、もっと名前を知ってもらい、スターになりたい」(拳四朗)、「もちろん世界王者になることです」(坂)と2人は抱負を語り、「関西大学出身のボクサーといったら拳四朗、坂といわれるようになります」と結んだ。



ハスキンスあす防衛戦、カバジェロまた足首負傷

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■今週末開催される唯一の世界タイトルマッチ、IBFバンタム級王者リー・ハスキンス(英)vs挑戦者14位ライアン・バーネット(英)の計量が9日行われ、ハスキンスが117.5ポンド(53.30キロ)、バーネットが117.3ポンド(53.21キロ)でリミット118ポンドを合格。試合は現地時間明日10日、英国北アイルランドのベルファストでゴングが鳴る。ハスキンスは岩佐亮佑(セレス)との暫定王座決定戦で獲得したベルト(その後正規王者に昇格)の3度目の防衛戦。バーネットは地元での挑戦。

■ハスキンスの1代前の前IBFバンタム級王者ランディ・カバジェロ(米)が今月30日、地元カリフォルニア州インディオでNABF・S・バンタム級王座の防衛戦を予定していたが右足首の負傷で試合をキャンセルした。カバジェロは以前、同じ個所の負傷、手術でリングから離れていた。

■女子ボクシング最強の呼び声高い世界4団体統一ウェルター級王者セシリア・ブレークフス(ノルウェー)がWBC・S・ライト級王者エリカ・ファリアス(アルゼンチン)の挑戦を受けた一戦が9日、ノルウェーのベルゲンで行われ、ブレークフスが99-91×2、98-92の3-0判定勝ちを飾った。南米コロンビア出身のブレークフスは31勝8KO無敗。日本のリングにも上がった(エキジビション)ファリアスは24勝10KO2敗。


WBCランキング、比嘉が優秀選手、村田は再ランク

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 WBCが6月度ランキングを発表した。L・フライ級はガニガン・ロペス(メキシコ)に代わって拳四朗(BMB)が、フライ級はフアン・エルナンデス(メキシコ)を下した比嘉大吾(白井・具志堅S)が、それぞれ新チャンピオンとして名前が入った。

 月間最優秀選手はフェザー級王者のフェーリー・ラッセル(米)。ラッセルは暫定王者オスカル・エスカンドン(コロンビア)に7回TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。 優秀選手にはエルナンデスを6回TKOで退けた比嘉が選ばれた。

 ほかの日本勢は、日本ミニマム級王者の小西伶弥(真正)が7位にランクイン。L・フライ級はIBF王座陥落の八重樫東(大橋)が6位にランクされた。

 S・フェザー級は前WBA“スーパー”王者の内山高志(ワタナベ)が15位に。ミドル級はWBA王座挑戦でランキングから外れていた村田諒太(帝拳)が3位にランクされた。


ボクシング・ルネサンス、アマの遠藤健太は初黒星

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 古き良き黄金時代のボクシング復活を目指したボクシング・ルネサンスの第14回興行が現地時間9日、メキシコシティの日墨会館大広間で開催され、アマ2試合、プロ5試合が行われた。

 セミファイナルは、アマの日墨対決、6戦6KO勝ちと波に乗る大阪出身の遠藤健太が、14勝10KO1敗の強敵アブラン・ベレスと対戦。遠藤は初回、サウスポースタイルから間断なく右ジャブを突き、左のボディーストレートにつなげた。返しの右フックで相手を大きくグラつかせると、とどめの左ストレートを打ち込もうとした瞬間、左フックがカウンターで食らってキャンバスに倒れた。

 立ち上がった遠藤は、ダウンの失点を取り戻そうと焦って打ち合うあまり、距離が詰まって2、3回は相手の土俵で戦うことに。強打が空転し、メキシコに来て初の敗北(判定負け)となった。

 メインは、空位のメキシコ・ナショナル・フェザー級王座決定戦、シティの若手ホープ、ダニエル・コルーラ(2014年度新人王=10勝3KO1敗)とマリオ“ネグロ”ロペス(10勝5KO2敗)が激突した。

 突貫ファイターのネグロが、初回から猛然とダッシュ、2回に得意の右を決めてダニエルをぐらつかせる好スタートを切った。しかし、スピードとテクニックに優るコルーラは、ネグロのラフな攻撃を、ウィービング、ダッキング、サイドステップ等を総動員して華麗にかわしてカウンター、さらにボディー打ちを有効に決めて試合を優位に進める。

次回興行は9月1日、日本人選手の参加歓迎

 敢闘精神旺盛なネグロは、コルーラの攻撃を受けても果敢に打ち返すが、徐々にダメージが蓄積、9回コルーラがネグロをロープに詰めて怒涛の10連打、ここで、ついにレフェリーが割って入り、コルーラがTKO勝ちでメキシコ・フェザー級の新チャンピオンとなった。超満員の観客は、若い2人の奮闘に惜しみない拍手を送り、試合の興奮に酔いしれながら帰途についた。

 15回大会は9月1日を予定している。プロモーターの古川俊久氏は日本人選手の参加を呼び掛けている。


UJ関西ブロック、田河兄弟らが代表選考会に進出

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 第4回全日本UJボクシング王座決定戦(8月13日・エディオンアリーナ大阪第二競技場)の関西ブロック代表選考会最終日は10日、東大阪市の近畿大学ボクシング部リングで行われた。

 中学生男子48キロで田河琉加(大阪・浪速)が鋭い右ストレートで1回1分57秒RSC勝ち、同52キロは田河の弟でサウスポーの真羽(大阪浪速)も3回RSC勝ちした。この日で関西ブロック代表が決定、7月16、17日に山口市の県立防府高校佐波分校武道場で行われる西日本代表選考会に出場する。関西ブロック代表は次のみなさん。

【小学生男子】
▽34キロ 武山十吏睦(和歌山・宮前)▽38キロ 藤木勇利(大阪・西生野)▽42キロ 上杉壽人(大阪・旭)▽46キロ 青木大陽(大阪・玉出)▽50キロ 川上将虎(京都・祥栄)

【小学生女子】
▽34キロ 山口愛(大阪・安立)

【中学生男子】
▽36キロ 米田仁哉(奈良・八木)▽40キロ 森田一生(大阪・南郷)▽44キロ 吉良大弥(大阪・門真二)▽48キロ 田河琉加(大阪・浪速)▽52キロ 田河真羽(浪速中)▽56キロ 藤原仁太(大阪・忠岡)▽60キロ 四宮幸太(京都・朱雀)▽64キロ 青木侑(大阪・忠岡)〔中学生女子〕36キロ 三井来那(奈良・大成)▽40キロ 加藤光(奈良・香芝)▽44キロ 西中結菜(大阪・美原西)▽48キロ 関真絢(大阪・さつき学園)▽52キロ 今永結(大阪・長野)


ハスキンス判定負け、IBFバンタム級王座陥落

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  IBF世界バンタム級タイトルマッチが10日(日本時間11日)英北アイルランドのベルファストで行われ、挑戦者10位のライアン・バーネット(英)が王者リー・ハスキンスに2-1判定勝ちした。スコアは119-107×2でバーネット、118-108でハスキンス。ハスキンスは3度目の防衛に失敗した。

 サウスポーのハスキンスと小柄はバーネットとの一戦。スピードで勝るバーネットがステップインして右を打ち込むなど積極的に攻め、序盤戦はクリンチが多い展開ながら、挑戦者がやや優勢に試合を進めた。

 バーネットは6回に右フックでハスキンスからダウンを奪い、その後も単発ながら右をヒットして優位に試合を進める。11回にハスキンスは再びダウン。スリップのようにも見えたが、これでバーネットの勝利が決定づけられた。

 ハスキンスは15年6月、岩佐亮佑(セレス)との座帝王座決定戦を制し、その後正規王者に昇格。昨年末には日本で大森将平(ウォズ)の挑戦を受けると発表されたが、けがでキャンセルし、今回の防衛戦を迎えた。戦績は34勝14O3敗。新鋭のバーネットは無敗(17勝9KO)のまま王座を獲得した。

 これでバンタム級王者は、WBAがスーパー王者ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)、正規王者ジェイミー・マクドネル(英)、WBO王者ゾラニ・テテ(南ア)、そしてWBCがV12王者の山中慎介(帝拳)という布陣となった。


関西学生リーグ 芦屋大と近大が26日に最終決戦

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  アマボクシングの平成29年度第71回関西学生リーグ戦第5週は11日、兵庫県西宮市の関西学院大学ボクシング場で開かれた。1部リーグ3試合などが予定されていたが、近大と対戦の関西学院大学がメンバーの故障と最終戦の同志社大戦に向けて選手温存のため棄権した。近大は4勝、関西学院は4敗。同志社大vs関西大は6-3で同志社大が今リーグ初勝利をマーク、関西大とともに1勝3敗とした。

 3戦全勝の芦屋大は2勝1敗の大阪商大と対戦。L・フライ、狩俣綾太(4年)、フライ、廣本彩刀(3年)、バンタムの主将・山内祐季(4年)と3連勝。しかし、バンタム2試合目は田井宣広(2年)が今季急上昇の大商大のサウスポー・池側純(2年)に1回、左ストレートを打ち抜かれてKO負けを喫した。

 ライト1人目の上原太尊(4年)は強打で1回RSC勝ち。ルーキー対決のライト2人目は玉城康平(1年)が大阪商大・関根虎太郎(1年)に打ち負けた。実力者のL・ウェルター、平仲信裕(3年)、ウェルター、大内舜也(3年)は順当勝ちしたが、ミドル、新城奈津(1年)は国本陸(2年)のパワーに押されて判定負け。

 6-3で芦屋大が4勝目をマークしたが、近大は大阪商大を8-1で下しているだけに、25日、芦屋大ボクシング部リングで行われる最終週の芦屋大vs近大の4戦全勝同士の優勝をかけた戦いは白熱しそうだ。芦屋大が勝てば3年連続3度目、近大が勝てば20年ぶり38度目の優勝となる。

 2部の龍谷大vs立命大は主将の山本遼平(4年)が2回RSC勝ちして勢いに乗った立命大が4戦全勝として、優勝を決めた。京都産業大は大阪大に4-3で勝ち1勝1敗。阪大は4敗で最下位。


島民3000人が祝福! 比嘉大吾が宮古島でパレード

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 WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅)が11日、高校時代を過ごした宮古工業高のある宮古島市で、具志堅用高会長らと祝賀パレードを行った。

 9日に沖縄入りした比嘉は本島での熱烈歓迎に続き、宮古島でも大歓迎を受けた。市中心部を30分かけて行われたパレードに詰めかけた島民は主催者発表で3000人。比嘉と具志堅会長はオープンカーの上で握手攻めにあった。

 その後は、宮古島市庁舎前の特設会場で報告会が行われるなど、島は比嘉フィーバーに沸いた。具志堅会長は比嘉の初防衛戦を年内に行う方向であることも明かした。



殿堂入り式典 ホリフィールド、バレラが出席

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  米ニューヨーク州カナストータで8日から開催中の国際ボクシング名誉の殿堂博物館のセレモニーが11日(日本時間12日)、最終日を迎え、恒例のパレードでイベントを締めくくった。

 今年殿堂入りしたのは、モダン部門が、90年代のヘビー級をけん引したイベンダー・ホリフィールド、メキシコの“童顔の暗殺者”マルコ・アントニオ・バレラ、WBO世界J・バンタム級王座を13度防衛したジョニー・タピア(故人)。ホリフィールドとバレラが式典に出席した。

 セレモニーには元ヘビー級王者リディック・ボウ、現役選手からはWBCヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー、元IBF世界ウェルター級王者のショーン・ポーターらが参加。かつてバレラのトレーナーを務めた帝拳ジムの田中繊大トレーナーもバレラの誘いを受けて弾丸ツアーで駆け付けた。Photos/BoxingScene.com


あす日本F級 粉川拓也vs黒田雅之、中山はOPBF挑戦

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 あす13日後楽園ホールで開催される「DANGAN185」の計量が12日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本フライ級タイトルマッチは、王者の粉川拓也(宮田)と暫定王者の黒田雅之(川崎新田)がともにリミットの50.8キロでクリア。セミのOPBFフライ級タイトルマッチは、王者リチャード・クラベラス(比)が50.6キロ、挑戦者3位の中山佳祐(ワタナベ)が50.8キロで合格した。

 粉川(28勝13KO4敗)は昨年10月のV4戦で左耳を負傷。この間に暫定王座に就いたのが黒田で、1年3か月ぶりの対戦は“統一戦”となった。粉川は既にOPBF王座1度、日本王座に2度就き、世界挑戦も経験しており、ひたすら世界再挑戦を待ち望んでいる。

 世界ランキングでWBA4位、WBC5位、IBF5位、WBO7位につける粉川は「世界を獲ったり防衛している比嘉(大吾)くん、拳四朗くん、田中(恒成)くんとスパーをさせてもらって、自分のそのレベルにはあると思っている。試合でアピールしたい」と決意表明。フライ級に粉川ありを力強く証明するつもりだ。

粉川「世界をアピールする試合を」、黒田「成長を実感」

 一方、昨年3月に粉川に挑戦し、大差判定負けを喫した元日本L・フライ級王者の黒田(26勝15KO7敗3分)は、この1年3か月を「プロ生活でこれほど成長を実感できたことはない」とリベンジに自信を見せた。

 考えすぎるのがよくないところで「考える前に動くのが作戦」とここ数試合は自分の感覚を大切にしている。こちらも「粉川さんは世界上位ランカー。これに勝てば上に行ける」とこちらも13年以来2度目の世界挑戦に向け、モチベーションを高めている。

 アマでインターハイ3位の実績を持つサウスポー中山(9勝4KO2敗1分)は3月に望月直樹(横浜光)を下してランク入り。いきなりチャンスをつかんだ。

 クラベラス(17勝14KO2敗2分)は比嘉の王座返上に伴いシルバー王者から正規王者に昇格した選手で、フィリピン・ボクサーらしくブンブン振り回し、序盤のKO勝ちが多い選手だ。

中山「チャンピオンの仲間入りする」

 昨年九州から上京してワタナベジムに移籍し、現在は世界王者の田口良一、日本王者の久我勇作、船井龍一と朝のロードワークをこなしている。「自分もチャンピオンの仲間入りをしたい」という中山は、序盤はクラベラスの強打を防ぎ、中盤以降に勝負をかける作戦だ。

 アンダーカードでは元日本5階級制覇王者、湯場忠志さん息子、2月にプロデビューした湯場海樹が登場。18歳の湯場はベナー・サンティグ(比)と対戦する。


バーネットvsハスキンスの採点が問題に

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■10日(日本時間11日)に英国北アイルランドのベルファストで行われたIBFバンタム級タイトルマッチの採点が問題に。この試合は挑戦者ライアン・バーネット(英)が王者リー・ハスキンス(英)から2度のダウンを奪って判定勝ちしたが、ジャッジ2者が119-107でバーネットの勝利とする一方で、クラーク・サンマルティノ(米)は118-108でハスキンスの勝利とつけた。英国ボクシング管理委員会は「彼がこの国に戻ってくることはないだろう」と突き放し、プロモーターのエディ・ハーン氏は「彼はハスキンスの10-8を2度もつけている。あきらかな間違い」と80歳のベテラン審判員を批判。IBFは説明を求められている。

ブランドン・リオスが復帰戦勝利

■元WBA世界ライト級王者のブランドン・リオス(米)が11日(日本時間12日)、米カリフォルニア州ランカスターのリングに上がり、ウェルター級10回戦でアーロン・エレラ(メキシコ)に7回2分11秒KO勝ちした。リオスは15年11月、WBO世界ウェルター級タイトルマッチで、ティモシー・ブラッドリー(米)に敗れて以来、1年7か月ぶりの復帰戦だった。

■フィリピンで11日、日本になじみのある選手が複数登場。15年大みそかにWBOミニマム級王者の田中恒成(畑中)に挑戦し、6回TKO負けながらダウンを奪う健闘を見せたビック・サルダールがトト・レンデロに10回判定負け。昨年9月に日本で井上拓真(大橋)にこちらもダウンを奪いながら敗れたビックの兄、フローイラン・サルダールはサラティエル・アミットに9回TKO勝ちした。別のリングでは13年にWBAバンタム級王者だった亀田興毅に敗れたジョン・マーク・アポリナリオが8回TKO負け。アポリナリオは3連敗で、亀田戦後、2勝6敗と低迷。


ぬきてるみ世界初挑戦、メキシコでWBC女子B級

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 井岡弘樹ジムの井岡弘樹会長は11日、大阪市のジムで所属のOPBF女子S・フライ級王者、ぬきてるみ(28)が7月8日、メキシコ中部のハリスコ州サポパンでWBC女子世界バンタム級王者、マリアナ・フアレス(37=メキシコ)に挑戦すると発表した。ぬきは9勝6KO1敗で世界初挑戦。

 ぬきは4月22日、大阪市で行われたOPBF女子S・フライ級王座決定戦でタイ人選手を3回TKOで下して、王座についたばかり。試合直後にフアレス側から初防衛戦のオファーがあり、「強豪だが、千載一隅のチャンス」(桂伸二トレーナー)と挑戦を決めた。

 フアレスは45勝17KO9敗4分の戦績で、WBC女子フライ級タイトルを14度防衛するなど、メキシコでは「バービー」の愛称で知られ、絶大な人気を集める女子ボクサー。これまで日本人とは真道ゴー、天海ツナミ、小澤瑶生らに勝利、藤岡奈穂子らに敗れるなど5勝2敗。

正直怖い気持ちもあるが、がんばる

 会見でぬきは「桂トレーナーに技術、テクニックを指導していただいてボクシングが面白くなってきた。チャンスをいただいたが、正直怖い気持ちもある。自分のパンチが通用するようにがんばりたい」と抱負を語った。

 井岡会長は「ポイントでは不利なので、最高のコンディションをつくって、前半から仕掛けていく」とジム初の世界王者誕生に力が入った。桂トレーナーは「ボディパンチをヒットして、スタミナを削り、後半に仕留める展開に持っていきたい」と語った。


米国でリング禍、金メダルのシールズが3戦目

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■10日(日本時間11日)米国アイオワ州で行われたUSBAフェザー級王座決定戦でホセ・ハロ(米)に8回KO負けしたダニエル・フランコ(米)が試合後意識を失い、病院で脳の血栓を除去する手術を受けた。現地時間12日現在、昏睡状態で経過が心配される。ブランコ(25)はハロ(30)の右フックをアゴにもらい、リング中央に痛烈にダウン。レフェリーは即、試合をストップした。

■連続オリンピック金メダリストからプロ入りして話題のミドル級女子ボクサー、クラレッサ・シールズ(米)が元S・ライト級選手ディミトリ・サリタが主宰するプロモーションとサインを交わした。プロで2勝1KOのシールズは2戦目でNABF女子ミドル級王座を獲得。ニューヨークとデトロイトで試合を開催するサリタは今週金曜日16日、デトロイトでシールズが出場するイベントを予定している。

■豪州ブリスベンで7月2日ゴングを聞くマニー・パッキャオvsジェフ・ホーンのWBO世界ウェルター級タイトルマッチの前座で、OPBFミドル級1位にランクされるデビッド・ツーセント(豪)が出場。相手に2世ボクサー、シェーン・モズリーJr(米)が抜擢された。豪州期待のツーセントは10勝8KO無敗。モズリーJrは10勝7KO1敗。同じく前座では日本の帝里木下(千里馬神戸)がIBF世界S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(比)に挑戦する。


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