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アジア最強ライト級T 齊藤陽二と今永虎雅がボディ一撃KO勝ち 11月の決勝で激突

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 アジア最強ライト級トーナメントの準決勝が18日、後楽園ホール「Lemino BOXING フェにクスバトル119」で行われ、日本同級3位の齊藤陽二(角海老宝石)と日本同5位の今永虎雅(大橋)が決勝に進んだ。決勝は11月、優勝賞金は500万円。

 井上尚弥の幼なじみで元Jリーガーの山口聖矢(大橋)は東日本新人王ライト級戦で本多俊介(E&Jカシアス)に2-0判定負け。3回にダウンを喫し、ストップ負け寸前からダウンを奪い返したが、大逆転勝ちはならなかった。

◇ライト級8回戦
今永虎雅(大橋)[KO2回48秒]マービン・エスクエルド(フィリピン)

 距離を詰めようとするエスクエルドを今永が力強いジャブ、左フックで牽制。初回終盤、今永の左でエスクエルドの動きが一瞬鈍った。2回、今永がエスクエルドのパンチを外して左ボディを決めるとエスクエルドが体をねじりながひざまづくダウン。立ち上がったエスクエルドに、今永はフタタ倍強烈な左ボディを決めて10カウントを聞かせた。 今永は6勝5KO。エクスエルドは17勝11KO4敗1分。

 今永は「練習していた作戦通りの勝ち方ができた。決勝は自分のベストを出すだけ。絶対にKOして優勝します」と優勝を宣言した。

◇ライト級8回戦
齊藤陽二(角海老宝石)[KO4回3分7秒]ウー・ハンユン(中国)

 ガッチリ体型のウーが積極的にフック、アッパーを振っていく立ち上がり。齊藤も応じて初回からアクション満載となった。2回もウーに勢いがあるが、齊藤はボディ攻撃でウーを弱らせようとした。

 齊藤は3回にプレスを強め、上下に打ち分けてウーにダメージを与えていく。4回、攻める齊藤はカウンターの左ボディを突き刺すとウーがダウン。ウーはしばらく立ち上がれなかった。被弾も多かった齊藤は8勝8KO3敗2分。ウーは4勝1KO2敗1無効試合。

 齊藤は「大会が決まってから(今永を意識して)サウスポーとばかり練習してきた。今日はしょっぱい試合で申し訳なかったけど、次は気持ち良く勝ちます」と決勝を見据えた。

◇日本ユース・バンタム級王座決定8回戦
金城隼平(RE:BOOT)[TKO8回2分56秒]平井乃智(石田)

 21年西日本バンタム級新人王の平井と東洋大出身の金城の対決。サウスポーの金城がジャブとサイドの動きでアウトボクシング。単発ながら左を上下に決めた。平井は頭を振りながら距離を詰めようとするが、なかなか接近することができない。

 3回、金城の右フックがヒットすると、平井が脚もひっかかってダウンした。金城は4回、ペースアップしてコンビネーションを繰り出し、左をコンスタントにヒットした。有効打を重ね続ける金城は7回にラッシュ。8回、金城の左連打で平井が沈んだ。金城は3勝2KO。平井は8勝1KO5敗。

◇ライト級4回戦
本多俊介(E&Jカシアス)[2-0(39-37×2、38-38)]山口聖矢(大橋)

◇フェザー級4回戦(東日本新人王戦)
北本慶伍(三迫)[TKO2回1分55秒]山川健太(大橋)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
阿部一力(大橋)[3-0(38-37×3)]八谷洋平(RK蒲田)
観衆=1165人


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