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WBO女子フライ級王者、好川菜々が4.29初防衛戦

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 堺東ミツキジムの春木博志会長は3日、大阪府堺市のジムで所属のWBO女子世界フライ級王者、好川菜々(38)の初防衛戦を4月29日、同市南区のビッグ・アイ国際障害者交流センターイベントホール(2000人収容)で開催すると発表した。挑戦者は同級1位モンセラット・アラルコン(23=メキシコ)で世界初挑戦。戦績は好川が7勝4KO1敗、アラルコンは9勝3敗2分。

 昨年10月に李恩惠(韓国)との接戦を制して、王座に就いた好川にやっと初防衛の相手が決まった。当初、李との再戦が有力視されていたが、李が日本未公認の他団体の王者になったために、WBOも再戦に難色を示し、1位のメキシコ選手を指名した。

 アラルコンは右ボクサーファイター。レベルが高いメキシコで強豪相手に戦っているだけに油断ができない相手だ。昨年、好川がメキシコ合宿した際に、スパーリングはしなかったが面識がある。まさかの対戦となった好川だが「もともとミニマム級からスタートした選手なので、体力では負けないが、パンチの回転力があるタイプで、しっかり距離をとって戦いたい」と語る。

 好川は夫の野上真司トレーナーとともに東大阪市の近畿大学通信教育部短期大学部商経学科に入学、今月から「人妻大学生ボクサー」となった。「勉強は防衛戦が終わってからがんばります」。防衛後は主戦場を海外に求めていくプランも立てているだけに、「絶対に負けられないし、しっかり体をつくっていきます」と力を込めた。



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