WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅S)が鹿児島県徳之島の乗り込み、22日までの日程で基礎体力強化のキャンプ中。野木丈司トレーナーから便りが届いた。
10月にWBC王座の初防衛に成功した比嘉は11日に徳之島入り。16年全日本新人王の小田翔夢、白井・具志堅ジムのホープ大湾硫斗と走り込みの日々。ジムメイトの日本ユース王者・山下賢哉、日本ランカーの長濱陸、木村吉光も16日まで参加していた。
2週間という長期合宿のメニューは、長距離走、クロスカントリー、フィジカルトレーニングと多岐にわたる。中でも女子マラソンのシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんが合宿で走った“尚子ロード”での追い込みは、比嘉のモチベーションを高めているということだ。
高橋さんを指導した名伯楽、小出義雄氏が野木トレーナーの高校時代の恩師であるのは有名な話。キャンプは22日まで。V2戦の日程は未発表ながら、準備は着々と進んでいるようだ。