決定のニュースが流れたミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)の再戦のラスベガスの賭け率が発表された。これによるとアメリカ式のオッズ表記でゴロフキンは-150、カネロは+130となっている。試合は9月15日に開催される。
これは100ドルをゴロフキンに投じてカザフスタン人が勝てば、賭け金プラス66.67ドルが入る計算。同じく100ドルをカネロに賭けてメキシコ人が勝てば、賭け金プラス130ドルが戻ってくる。別表記で約3-2でゴロフキン有利で、昨年9月の第1戦とほぼ同様なオッズとなっている。
交渉を担当したゴールデンボーイ・プロモーションズのエリック・ゴメス社長によると、試合締結寸前まで、カネロは噂されたダニエル・ジェイコブス(米)との一戦が有力だったとのこと。
またゴロフキン陣営もWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)との統一戦を8月に計画していたことを明かした。GGGのプロモーター、トム・ルーファー氏は「折衝が難航したことでイベントの規模がずっと大きくなった」と語っている。