米オクラホマシティのチェサピーク・エネジー・アリーナで現地時間29日挙行されたWBO世界S・ミドル級タイトルマッチは、王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)が挑戦者8位ロアメル・アレクシス・アングロ(コロンビア)が12ラウンド3-0判定勝ち。4度目の防衛を果たした。
サウスポーのラミレスが3回から右を上下に打ち分け優勢。世界初挑戦のアングロも左右を返すが、5回、王者の右アッパーで一瞬動きが止まる。
7回、同じく右アッパーをヒットしてラミレスを追い込んだドミニカ人だが王者は9回、ボディー打ち、右アッパーで攻勢。終盤、懸命に追い込んだアングロにラミレスは応戦。公式スコアは119-109×2、120-108と大差でラミレスが支持された。
ラミレスは38勝25KO無敗。初黒星のアングロは23勝20KO1敗。
セミでWBA・S・ライト級2位アレックス・サウセド(メキシコ=米)が同級WBO8位レニー・ザッパビクニャ(豪州)と激戦を展開。3回にダウンを奪った地元のサウセドが7回2分31秒TKO勝ちを飾った。