S・ライト級でWBO3位など4団体で一桁ランク入りしている岡田博喜(角海老宝石)がアメリカの大手プロモーション、トップランク社と契約した。日本人選手で同社と契約を結ぶのはWBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)に続いて2人目。
トップランク社が発表したもので、岡田は9月14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州フレスノのセーブマートアリーナで米国デビュー戦を行う。試合はS・ライト級10回戦、相手はクリスチャン・コリア(亜=27勝11KO6敗2分)を予定している。。
当日のメインは、WBC世界S・ライト級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)がアントニオ・オロズコ(米)と防衛戦を行う。試合の模様はESPNで全米に中継される。
東京・駿台学園高でインターハイと国体を制した岡田は進学した明治大を中退してプロ入り。8戦目で日本S・ライト級王座を獲得し、6度防衛したのち返上。昨年12月にWBOアジアパシフィック同級王座に就き、これまでの戦績は18勝13KO無敗。今後は主戦場をアメリカに置き、世界タイトル獲得を狙う。