あす14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州フレズノで米国デビュー戦となるS・ライト級10回戦に臨むWBO同級3位の岡田博喜(角海老宝石)は13日の計量を63.4キロで合格。対戦相手のクリスチャン・ラファエル・コリア(亜)もリミットの63.5キロであすの試合に進んだ。
メインのWBC世界S・ライト級タイトルマッチの挑戦者、アントニオ・オロスコ(米)のコンディション次第では、岡田が代役で王者ホセ・ラミレス(米)に挑戦する可能性もゼロではなかったが、オロスコが無事計量をパス。予定通りコリアとの一戦に落ち着いた。
角海老宝石ジムによると、岡田はコリアを見て「思ったより小さかったけど、打たれ強そうな顔をしていた」とやや警戒した様子。それでも「初めての海外の試合ですが、いつも通り戦って勝ちます!」と勝利宣言。得意のジャブでコリアを痛め“世界前哨戦”を制する決意だ。
岡田は初めての海外遠征ということでいつも以上にピリピリしていたというが、計量後は鈴木真吾会長がホテルで調理したお粥を食べてリカバリー。日本で計量後にいつも食べるうなぎも用意してもらい、すっかりいつもの表情を取り戻していた。=写真提供:角海老宝石ジム